友情よんこ ページ4
夕食前、
グリフィンドールの女子生徒が
「ハーマイオニーが授業を休んで泣いていた」と話しているのを聞いて
Aは驚いた。
Aが思っていたより
あの言葉はきっとハーマイオニーにささってしまっていたのだ。
Aは彼女たちが去ってしまう前に慌てて聞いた。
『ごめんなさい、あの…ハーマイオニーってどこにいるか知ってる？』
『ハーマイオニー？ここにいるんでしょ。私だよ』
女子トイレの中。
個室の前。
Aは無遠慮に個室の扉をバシバシたたいていた。
彼女たちに言われた
「トイレよ。でも一人にしてって言っていたから行っちゃだめ」
という言葉はすでに忘れているらしい。
いや、覚えていたとしても
きっとAはその言葉を守る気は毛頭ないだろう。
もともと片っ端からでも探し出す予定だったのだから。
『授業休んだんでしょ。私知ってるんだよ』
「A…あの、ごめんね。一人にしてほしい」
まだ泣いていたのだろうか。
震えた声でそう言った。
『やだよ。私はハーマイオニーの友達だし。
ハーマイオニーがもし私の事友達じゃないって思ってるなら…』
「そんなことない！」
食い気味にハーマイオニーはそう言った。
『よかった。ハーマイオニーが友達じゃないとか言い出したら
私の友達チョコレートのスコーンだけだよ』
「それならあなたいつも友達食べちゃってるわ」
ハーマイオニーが小さくくすりと笑ったのが聞こえて
Aは少し安心した。
遠慮がちに小さく開いた扉をAは大きく開け放ち
Aはハーマイオニーに抱き着いた。
Aとハーマイオニーは入学のホグワーツ特急からの友達だ。
友達になってたった１か月。
それでもお互いが大切な友達なのだ。
そんな中だ。
「A…気のせいかしら。
地響きしてない？」
「え、そう？」
「やっぱりしてるわ
なにかし」
ら。
ハーマイオニーは最後の言葉を言い切らず言葉を詰まらせた。
視線はちょうど後ろ。
Aのちょうど真後ろである。
『？ハーマイオニーどうし』
不思議に思いAは振り向いた。
やはり言葉を詰まらせた。
４メートルはあるだろう灰色の巨体。
Aにはそれが見当もつかないし
何をしゃべろうにも恐怖で何も出てこない。
まずまずAはマグル界で育っており
それどころか�爛ぅ�リス出身ではない�瓠�
だからAは�爛肇蹇璽覘瓩覆鵑童斥嬖垢い燭海箸發覆韻譴亳�たこともなかったのだ。
続く
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あやなみ。(プロフ) - tomatoさん» わぁ！有難うございます！あのトマトさんのボードに返事送りました！ボード返事待ってますね！💝 (3月11日 18時) (
レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
tomato(プロフ) - あやなみ。さん» コメントありがとうございます。面白い！？え、ありがとうございます！！ボードですね、ぜひお願いします！！ (3月11日 18時) (レス) id: 2c7fba69be (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - こんにちは！とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます💝 (3月11日 18時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tomato | 作成日時：2024年3月11日 16時
