友情いっこ ページ1
バシッとホグワーツの廊下に乾いた音が響いた。
平手打ちの音である。
『私が彼女の友達よ』
ギロッと睨みつけそう言ったのは平手打ちをした張本人。
A・ドゥームはこの時初めて
ハリー及びロンと出会ったのだ。
第一印象からお互いに最悪である。
これも先ほどの授業までさかのぼらなければならないのだが
いかんせん、Aはレイブンクロー。
彼らグリフィンドール生とは時間割が違う。
つまりAは特に事情もわからないまま
彼らに平手打ちしたのだ。
普通にヤバいやつだがAに後悔はない。
なぜなら彼ら─いや正確にはロンだが─が
Aの大切な友達の悪口を言ったからである。
Aは友達が悪く言われて黙ってられるほど薄情ではない。
(相手が自分より立場が上であれば話は変わるが…)
Aが知らなかったとしても
前の授業の話からしなければいけないだろう。
グリフィンドール生は先ほど妖精の魔法の授業を受けていた─
「─…ビューン、ヒョイ、ですよ。
いいですか？ビューン、ヒョイ。」
発音を間違えてはなりません！と積み重なった本の上、
浮遊魔法について話すのはフリットウィック先生。
呪文学の先生だ。
今日は�爛Ε�ンガーディアム・レヴィオーサ 浮遊せよ�瓩箸い�呪文を使い
羽を浮かせるのが目標らしい。
しかし誰もうまくいっていない。
それどころか羽を燃やしてしまう人さえもいて
呪文のむずかしさがうかがえる。
そんな中、険悪な雰囲気のペアのうち
一人が声を上げた。
「言い方が間違ってるわ。
ウィンガーディアム・レヴィオーサ。
あなたのはレヴィオサー」
Aの友人ことハーマイオニー・グレンジャーである。
ハーマイオニーがロンにそう教えたのだ。
たしかに親切心から教えてくれたのかもしれないが
どこかロンがムってしてしまうのもわかるような言い方だった。
「じゃあやってみろよ」
ロンがいらっとしたように言えば
ハーマイオニーはいとも簡単に呪文を成功させてしまった。
それがさらにロンの気に触れてしまったのだろう。
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あやなみ。(プロフ) - tomatoさん» わぁ！有難うございます！あのトマトさんのボードに返事送りました！ボード返事待ってますね！💝 (3月11日 18時) (
レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
tomato(プロフ) - あやなみ。さん» コメントありがとうございます。面白い！？え、ありがとうございます！！ボードですね、ぜひお願いします！！ (3月11日 18時) (レス) id: 2c7fba69be (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - こんにちは！とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます💝 (3月11日 18時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tomato | 作成日時：2024年3月11日 16時
