新しい人生 (ページ27)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:63,368 hit

世界一のプレーヤーにページ27

石川side

WCが終わった翌日、TVの収録や表彰式で大忙しだった。

┈┈┈┈┈表彰式の時┈┈┈┈┈

石「俺がイタリアにいる間Aを頼む」

西「分かりました。何かあったら直ぐに連絡します。」

石「うん。」

西「俺いつか祐希さんを超えてみせます。」

石「うん。超えるときまで待ってるぞ。」

西「はい。」

西田もVリーグが始まる。この世界は常に週刊誌で追われているからAとは会わないだろう。けど、何かあった時のA相談相手として西田に頼んだ。

次の日Aに会うことにした

『祐希！』

俺の隣に座ったAは上手く笑えていなかったように見えた

石「仕事終わり？」

『うん。』

石「お疲れ様。」

『ありがとう。祐希もお疲れ様。イタリア行く前に会えてよかったw』

石「うん。服似合ってる」

私服姿を見るのは初めて。凄く女性らしいくて綺麗で少しの間見とれていた

『ホント？嬉しいw』

石「付き合ってる事世間には内緒にしとこ。」

『うん。明日には行っちゃうんだよね。』

石「うん。Aを不安にさせるかもしれない。でも俺、今よりも進化して戻ってくるから5ヶ月の間待ってて。」

遠距離をした事がない同士俺だってAに会えない寂しさもある

けど、俺には世界一のスパイカーになるという目標がある

『分かった。待ってる。』

石「ありがとう。あっ、これあげる。」

離れていてもこのネックレスがあれば大丈夫

Aが日本にいても近くで繋がってる

『これ祐希が試合の時付けてるやつ。』

石「俺も今付けてる。会う前急いで買ってきた。お揃いだしこれがあれば大丈夫だから。」

『ありがとう。大事にする。行ってらっしゃい。』

石「行ってきます。」

次の日俺は日本を離れイタリアへと向かった