¢６１．いつか ページ16
「お似合いだねー、二人とも」
ニヤニヤしながら言うコアラちゃん。恥ずかしいけど、気にしない。
「キスした？キスした？」
「…してない」
「やっちゃえ!!やっちゃえ!!」
「キス!!キス!!キス!!」
タオルで顔などを拭くサボをチラチラ見ていたら、サボがこちらに気がついた。
タオルをテーブルに置いて、テーブルを飛び越えて私の隣に立つ。
座る私と目線を合わせて屈み、そのまま…。
「ひゅーひゅー!!」
「アツいねー!!」
長い口付け。
告白された時に一度されたけど、恋人としては初めてで…嬉しいな、なんて。
「Aは俺の女だから。…盗るんじゃねぇぞ」
あまりにもドスの効いた声だったものだから、皆苦笑いしか出来なかった。
＊
「皆には言うの？」
「何を？」
「Aちゃんが"あれ"だって事」
甲板で日向ぼっこをしていた。今日は天気がそこまで良い訳ではなく、雲も多かったので、直射日光は当たらなかった。
それでも風がないから暑いのは暑いんだけれど。
「あー…言うよ、いつかは。でもまだ言えないかな…だって何されるか分かんないし」
「そうだよね…私もちゃんと秘密にしておくからねっ!!」
「ありがと!!」
近くを、鬼ごっこしてる人達が通った。今時鬼ごっこなんてする？しかも良い歳した革命軍が。子供っぽすぎるでしょ。
「言わないのは良いとして、問題は、背中の跡だよ。"あれ"なのに跡があるなんて…思い当たる節はある？」
そう聞いてくるコアラちゃんに、私は首を横に振った。
ドレイだった記憶なんてない。普通、ドレイになってしまったら、例え幼い頃でも強烈な記憶として残ると思うけど…。
むしろ幼い時の方が、無知な分記憶に残りやすいかもしれない。
「うーん…そっか。じゃあ、まず、背中の跡について調べなきゃ駄目だね。皆に言うのはそれからでも遅くないよ」
「うん!!」
どうにでもなる気がしてきた!!
.
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クソワロタンバリン - すご (2018年8月15日 11時) (
レス) id: bd83451188 (このIDを非表示/違反報告)
寂音弥花(プロフ) - れーずん¢さん» ごめん、私もみてなかったわ() 書けないんだよね、本当 妄想という名のネタはうかぶのにね(( (2016年3月1日 17時) (レス) id: 10332bf01f (このIDを非表示/違反報告)
れーずん¢ - 寂音弥花さん» ごめんんんんん全然見てなかったあああああ!!!!!((( 書けないww分かるわwwもはや気力も湧かない((そもそもの問題 (2016年2月18日 22時) (レス) id: eeb063580e (このIDを非表示/違反報告)
寂音弥花(プロフ) - れーずん¢さん» ごめん、占ツクきてなかった(( マフィア松いいよね!!もう大好き(( だ が か け な い (2016年2月5日 20時) (レス) id: 10332bf01f (このIDを非表示/違反報告)
れーずん¢ - 寂音弥花さん» 最近は占ツクに来ることすら少なくなったww((( カラ松のヤツを完結させてマフィア松を書くという目標はどこへ消えてしまったんだろうwww (2016年1月25日 22時) (レス) id: eeb063580e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れーずん¢ | 作者ホームページ：
作成日時：2015年7月6日 22時
