¢５６．独り言 ページ11
サボは、私が寝ていると思っているのか、話し続けた。
「最初はただの女の子だと思った。
だけど一目惚れして好きな女になって、日に日に愛しさは増して、それは今でも変わらない。
少し経ってから新聞にAの事が載ってて、そこで初めて知った。
俺は何も気にしちゃいなかった。むしろAが心配だった。
堕ちた天竜人がどうなるか、分かってたから。
お前は常に笑顔で、俺の近くに居てくれて。
コアラと話している様子も、楽しそうだった。
だから大丈夫だと思ったんだ。
心配する事なんてない。そう思ってたんだ。
だけどどうだ？今日お前は飛び込んだ。コアラから話を聞いた後に。
ハックが助けてくれたよ。
俺は衝撃的だった。飛び込んだだけでなく、船にあげられたお前は、『死にたい。ごめんね』…って、呟いたから。
全然大丈夫じゃない。俺が間違ってた。
近くに居たのに気付けなくて。ノイズに連れ去られて。海に飛び込ませて。
俺が守ってやんなきゃいけねぇのに、Aは傷付いてばっか。
……ほんと、ごめんな」
私が返事をしなくても、サボは話し続けた。
起きてる事に気付いてるかもしれない。サボは勘が良いから。
でもそれを指摘はしなかった。
聞きたい事はいっぱいあるのに、話そうと思ったら声が出なくなってしまって。
自分が自分で嫌になる。
「……あぁ、それと。コアラは別に、傷付いてない。コアラも新聞読んでて薄々気付いてたし。
さっきなんてな、『Aちゃんがサボ君より早く私に言ってくれた!!』って自慢しにきた。
ちょっと涙目だったから、ショックはあるかもしれねぇけどさ。それ以上にお前が大好きなんだよ、あいつは」
優しい言葉を言われるほど、罪の意識が強まっていく。だけど嬉しさを感じるのも事実。
コアラちゃんは私が好きだって。
なんて嬉しい言葉だろう。
また涙が出てきた。
「…寝てるくせに泣くなって」
そう言って涙を拭いてくれたサボの手はとても温かかった。
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クソワロタンバリン - すご (2018年8月15日 11時) (
レス) id: bd83451188 (このIDを非表示/違反報告)
寂音弥花(プロフ) - れーずん¢さん» ごめん、私もみてなかったわ() 書けないんだよね、本当 妄想という名のネタはうかぶのにね(( (2016年3月1日 17時) (レス) id: 10332bf01f (このIDを非表示/違反報告)
れーずん¢ - 寂音弥花さん» ごめんんんんん全然見てなかったあああああ!!!!!((( 書けないww分かるわwwもはや気力も湧かない((そもそもの問題 (2016年2月18日 22時) (レス) id: eeb063580e (このIDを非表示/違反報告)
寂音弥花(プロフ) - れーずん¢さん» ごめん、占ツクきてなかった(( マフィア松いいよね!!もう大好き(( だ が か け な い (2016年2月5日 20時) (レス) id: 10332bf01f (このIDを非表示/違反報告)
れーずん¢ - 寂音弥花さん» 最近は占ツクに来ることすら少なくなったww((( カラ松のヤツを完結させてマフィア松を書くという目標はどこへ消えてしまったんだろうwww (2016年1月25日 22時) (レス) id: eeb063580e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れーずん¢ | 作者ホームページ：
作成日時：2015年7月6日 22時
