¢６．乗船許可 ページ7
「ドラゴンさんも許しはくれると思う。まぁ、あとはお前の意思だ」
「私はAちゃんに乗ってほしいな!!」
コアラちゃんが笑顔で言う。悩んでいたけれど、二人が誘ってくれてるし…そのモンキー・D・ドラゴンが許してくれたら、乗せていただこう。
「…そうしよう、かな…」
「やったぁ!!」
＊
「ドラゴンさん、俺です」
サボさんが扉を軽く叩いた。その扉の奥には革命軍のトップが居る。対面した訳でもないのに殺気のようなピリピリとした雰囲気を感じる。リーダーの威厳、みたいな感じだろうか。
入れ、と言われ、サボさんは扉を開けた。
「ドラゴンさん。コイツはAと言うんですが、どうか船に乗せてはやれないでしょうか」
「船に…？」
少し眉を動かした。結構怖い。
何故かドラゴンはサボに部屋から出るよう指示した。私は二人きりにさせられる。
「Aと言ったか。…何故、ここに居る」
「サボさんに、連れて来られました」
「そうではない。何故民間人の格好をし、革命軍の船に居るのか、と聞いている」
…分かっているのか、この人は…？
「…質問の意図を図りかねます」
「…率直に言おう。お前は天竜人だな？」
「私は天竜人じゃない!!あんなものはやめた!!」
つい怒鳴ってしまった。小さく謝ると、彼は聞いてきた。お前が革命軍の船に乗り成し遂げたい事はあるのか、と。
「…私は、天竜人という"生物"を消滅させてやりたい。あんなものを崇拝させる世界を変えたい。…革命を、起こしたい…!!」
そう言うと、ドラゴンは小さく笑った。
「良いだろう。革命軍として船に乗れ」
「!!はい!!…その…天竜人だったという事は誰にも言わないで頂けますか…？」
「構わない」
私は部屋を出た。…しかし…何故分かったのだろう？一言も言ってないのに。…まぁ…組織のリーダーっていうのは人間を超越した強さとかを持ってるし。
そんなもんだろう。
「革命軍に入るは良いけど…別に私、戦えたりしないんだよな…」
銃しかないし。
っていうかサボさんは何処？道分かんなくて戻れないんですが。
.
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イーディス - なぜ天竜人というだけで父親を嫌うんですか (2018年6月2日 22時) (
レス) id: c08d89d504 (このIDを非表示/違反報告)
れーずん¢ - トロサーモンさん» 返事遅れて申し訳ありません!!面白いなんて…照れるぞコノヤロー!!//(( サボは出来るだけイケメンにしてあげようと努力してます…!! (2015年6月24日 21時) (レス) id: 4f382686ed (このIDを非表示/違反報告)
トロサーモン(プロフ) - 凄く面白いです！！いいですねサボ！かっこいい！更新楽しみにしてます！！ (2015年6月2日 21時) (レス) id: 90dc11e111 (このIDを非表示/違反報告)
れーずん¢ - 摩可さん» 七つの大罪はどこで終わらせようか悩んでいるところです(笑)ちょいちょい書いていきますね!!ありがとうございます!! (2015年4月28日 20時) (レス) id: 4f382686ed (このIDを非表示/違反報告)
れーずん¢ - リーフィア×ブラッキーさん» ありがとうございます!!頑張って更新して、何か１つでも完結させなければ…と思っています(( (2015年4月28日 20時) (レス) id: 4f382686ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れーずん¢ | 作者ホームページ：
作成日時：2015年4月26日 21時
