今日:22 hit、昨日:11 hit、合計:28,184 hit
小｜中｜大
どうしてそうなるの ページ16
「迎えに来てくれたのはありがたいです。でも何がどうなったらそんなにボロボロになるんですか」
「…………」
「だんまりじゃわかんないですよ。はあ、このまま私の家で手当てします」
「このくらい」
「大丈夫じゃかそうでないかはこの際いいです。夏祭りの時約束しましたよね。怪我したら私に言うって」
「……わかったよ」
「ディーノさんには言っておきます」
「彼と連絡先交換してるの」
「はい。ディーノさんは私が頼ろうとしてるファミリーのボスですから」
「ふぅん」
明らかに不機嫌そうな声音にAが苦笑を零した。
それからAの家で雲雀の怪我の手当てをする。
「雲雀先輩が戦うことが好きなのはわかってます。雲雀先輩が強いことも。それでも心配はするんです。怪我したら絶対に私に報告！ いいですね？」
雲雀は少し不満がありそうな顔はしていたが、素直に頷いた。
「明日もディーノさんと戦うんですよね？」
「まだ倒せてないからね」
「ふふ。わかりました。明日は学校がありますし、お弁当作りますね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 59人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：うがつ | 作成日時：2022年9月22日 23時
