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「獄寺君!? リボーン何したんだよ! 獄寺君、大丈夫? しっかり!」


いきなり膝から崩れ落ちた獄寺を見てリボーンが何かしたのだろうと思いつつ、獄寺に駆け寄る。


「ぎゃははは! バカだもんね!」

「こら。人に指差さない」


Aに注意されしょんもりとするランボ。そんなランボの頭に獄寺が思い切りグーで殴る。


「獄寺さん!!」


ランボが再びぎゃんぎゃんと泣き始め、今度は10年バズーカを髪から出して自分に向けた。

ドカン! という音と煙の元にランボが10年後と入れ替わった。


「わ、わわっ」


いきなり大きくなってしまったことにより支えきれなくなり、Aは自分の背中に強めに風を送って何とか転ばずに済む。


「びっくりした……」


目をぱちぱちさせるAの服を引いてハルが「あの人なんかエ ロいです! 一緒に逃げましょう!」と言い出した。

小声だったが、近くにいたランボはバッチリと聞こえてしまいショックを受ける。10年の時を経ても打たれ弱い。


「人を見た目で判断するのよくないよ、ハルちゃん」

「はひっ! でっでも! 胸のボタン開いてるの破廉恥です! 全体的にエ ロいです! 帰りましょう」

「仕方ないか。ハルちゃん本当にだめそうだし。またねランボ君」

「はい、また。若きAさん」


***


「獄寺はまた泣かしたからノーカンだぞ。ハルは大人ランボがダメで、Aに迷惑をかけたくねーっていうならやっぱりランボの保育係はツナだな」

「やっぱりそうなるのかよー!!」

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作者名:うがつ | 作成日時:2022年9月18日 16時

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