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しばらくして私が落ち着いた頃に、めめと会場を出ることにした。
送迎車にもさっきの出来事は伝えていないようで、タクシーで帰ることに。
タクシーに私の住所を伝える。
家に着くまでの間も、めめは私の手を軽く握ってくれてた。
あんなことがあったのに、怖くないのはめめのおかげかもと思っているうちに家に着く。
本当はここでさよならなんだけど、一人になると考えると急に怖くなって震えが止まらなくなってきた。
呼吸も苦しい。
ドアの外から手を引いてくれためめにバレないように、となるべく自然に手を離しタクシーを降りる。
「めめっ、ありがとっ、、」
何とかお礼だけ告げた。
お見送りまでしたかったけどバレそうだったし、呼吸が苦しかったので慌ててエントランスへ向かう。
後ろでタクシーが出発する音が聞こえて、我慢できずエントランスでしゃがみこむ。
落ち着け。落ち着け。
もう大丈夫だから。
自分にそう言い聞かせてると肩に温もりを感じる。
反射的にビクッとしてしまうと
慌てたようにその温もりが離れる。
『つらいなら言ってよ。
滝沢くんに言われてるんだから。
一人にできないよ。』
めめはいつの間にか私の様子に気付いてタクシーを降りていたようだ。
めめはさっき触れた時私が怖がったと思ったのが、支えても良い？と許可を取って触れてきた。
支えてもらい、部屋まで連れて行ってもらう。
エレベーターの中で誰かと連絡を取るめめ。
部屋の前まで着いた。
『もう少ししたら対応が終わった林さんが来る。
それまで一緒に待たせてもらって良い？』
私は一瞬申し訳ないと断ろうとしたが、一人になる恐怖の方が勝ち、素直にお願いしますと告げる。
めめは安心したように微笑んだ。
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さ(プロフ) - まり姉さん» 良かったです。今後の更新でも気をつけます。良ければこれからもよろしくお願いします。 (2020年7月6日 15時) (
レス) id: 5b7618bac8 (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - ささん» ちゃんと名前変換できてました (2020年7月6日 15時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
さ(プロフ) - まり姉さん» 確認ありがとうございます。いかがでしょうか？ (2020年7月6日 15時) (レス) id: 5b7618bac8 (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - ささん» 読んでみたけど、まだ○○ちゃんのままです・・・ (2020年7月6日 15時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
さ(プロフ) - まり姉さん» 教えて下さりありがとうございます。訂正致しました。他に不備ありましたらお申し付け下さい。読んで頂きありがとうございます。 (2020年7月6日 15時) (レス) id: 5b7618bac8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さ | 作成日時：2020年7月4日 22時
