Dreamlike days... 【mm】

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『皆んな、とうとう明日が初日です。
今回もここまで誰一人欠けることなく来れた。
ただ、明日からがスタートだからさらに気を引き締めて、本番を迎えてください。
よろしくお願いします。』


“よろしくお願いします！！！“


滝沢さんの挨拶を最後に解散となる。


やはりどれだけ練習したとしても、不安は拭えないもので、
この日も残って最終確認。
皆んなが少しずつ帰っていく中、めめとこーじくんは最後まで付き合ってくれた。


『とうとう明日からやな〜
緊張してる？』


「はい、、
緊張と不安で全然落ち着かないです。」


『そうやろな〜
俺も本番前は何回迎えても緊張するもんな〜』


「こーじくんもですか？」


『康二だけじゃないよ。
多分皆んな緊張してる。
Aだけが不安に思ってるんじゃないから安心して。
それに、これだけ毎日練習してきたし、Aの成長は半端じゃないから。
自分にもっと自信持って大丈夫だよ。』


「ありがとうございます。
なんだか少し落ち着きました。」


『良かった！
それじゃ今日はこの辺にせーへん？
明日からが本番なんやから、ゆっくり休みや。』


『そうしよう。
じゃ、また明日。』


『頑張ろな〜』


「はい！本当に毎日ありがとうございます。
頑張りましょう！」



私たちはそれぞれの送迎車に乗って帰った。




二人のおかげで、少しだけ不安と緊張は和らいだがそれでもソワソワは止まらない。

ベッドに入っても、舞台のことが頭から離れずなかなか寝付けなかった。
アドレナリンが出っ放しの状態ってこういうことかな。


何時間か経ってようやく眠りについた。

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