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class10 ページ12

「君は…何か悩んでいるみたいだね?」

いきなり誰も座っていないと思っていたベンチの隣から声がした

「僕で良ければ…、きくけど」

その青年は、どことなく暗い雰囲気を漂わせており、着物に高めの下駄と、古風な格好をしている
しかし何故か自分の事を本当に心配しているように見えた

この人を、信用したい。
瑠伽はそう思い、すこしずつ、しかししっかりと話し始めた―――

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「へえ…。大切にされている方がつらいことって、あるんだね…」

私が話し終えるとその青年はすぐに感想を述べた
もうあたりはすでに暗くなっていた

「まあ…。僕は人間にはあまり…」

「え?なにかいいましたか?」

「ううん、こっちの話だよ。」
「君はきっと、すぐに自由を手にすることができる…」

そして、確信を持った目でこう言った

「時が来たら、君を迎えに行くよ」

今の瑠伽にはその言葉の意味はまったく分からなかった
だが確かにその言葉に力強さを感じた

「じゃ…あ、そろそろ僕は行くよ。またいつか、会いに行くね」

そういって青年はくるりと背を向け、公園の外へと歩き出した―――

「……お名前、なんておっしゃるんですか?」

青年は闇の中に消えながら言った

「僕は憂鬱のサーヴァンプ…」

「―――椿だよ―――」

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ラッキーサーヴァンプキャラ

リヒト・ジキルランド・轟 


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arata - 桜哉の…弟?(ノ´∀`*)更新がんばって下さい!楽しみに待ってます! (2016年1月19日 19時) (レス) id: 13ed52d885 (このIDを非表示/違反報告)
結城真羅 - 黒猫のユズさん» 更新滞っててすみません…ありがとうございます! (2015年11月22日 21時) (レス) id: 8d8655e02c (このIDを非表示/違反報告)
黒猫のユズ - 面白いですね!続き楽しみにしてます! (2015年11月11日 22時) (レス) id: f97f57f8d3 (このIDを非表示/違反報告)
結城真羅 - カボチャさん» このまま続くといいんですけどね…ww頑張りますね☆ (2015年1月18日 5時) (レス) id: 8d8655e02c (このIDを非表示/違反報告)
カボチャ - このところ更新ペースが早くて嬉しいです!これからも頑張って下さい。 (2015年1月17日 19時) (レス) id: 937289f512 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:結城真羅 | 作者ホームページ:   
作成日時:2014年12月31日 22時

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