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『ん…………』
酷い体の痛みと倦怠感で目が覚める。
目の前がぼやけて見える…
なんてことを考えているとこちらにひとつの足音が近づいてくるのに気づく。
_今思えば、見える景色が違う。
バッ、と体を起こすと酷い激痛に襲われる。
『いッ………!?』
腹部が酷く痛む。あまりの痛さに蹲っていると、
?「うわぁ!!う、動かないで!まだ安静にしてて!」
足音がした方から少年…?のような、幼い声が聞こえてくる。
『ぅ……だ、だ…れ……?』
視界が眩む…。呼吸をするので精一杯でまともに喋れない。
私の問いかけに少年は、
?「あぁ、ごめんね!自己紹介は後でさせて貰うから今は安静にしてて!」
と答えた。
いい子だ……
だが急に動いたことにより痛みが増した私の体と意識は限界で、私は額に暖かく柔らかい感触を感じながら意識を手放した。
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作者名:鯖 | 作成日時:2021年11月28日 18時