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天「ん?鯖だ。どうしたの?買い物はもう終わったんだ?」

そう天神君は起き上がる。
私はそのすきに鯖さんの方に逃げ隠れる。

鯖「買い物も何も…すぐそこだし…」

鯖さんは私を守るような形で立っている(気がする)

天「なんだ〜。もうちょっと楽しめるかなぁって思ったのになぁ…」

鯖「うん。そうだね。お前はもう近づかないでよ。天神Bさん。」



ん?

『天神B……?』

天B「えぇ〜。バレてた?」

鯖「バレるも何も、目の色と雰囲気でわかる。何年天神と一緒にいると思ってるの?」

ちょ、ちょっと待ってまた理解が追いつかない…

天B「あーあ冷めちゃった〜。俺寝る〜」

鯖「勝手に寝て。」

鯖さんは私の手を引いて天神B…さん?の部屋を後にした。






『あの…天神Bさんって……?』

鯖さんの部屋に入るなり私は質問をぶつける

鯖「質問よりも先に言うことない?」

『あ…えっと…助けて下さりありがとうございました…?』

質問したい、という気持ちの方が上でつい忘れてしまっていた。
思わず疑問形になっちゃった…

鯖「ん。天神Bって言うのは、まぁいわゆる…人格みたいなものだよ。天神によるとね。」

『え…と………二重人格…ってことですか?』

鯖「うん。」

えぇ!???あの天神君が二重人格……?そんな感じはなかったけど……

鯖「そんな風には見えないって顔してる。なにも姿だけが全部じゃないよ。」

た、確かに……

鯖「あれは昔から、所謂女好き?ってやつで、写真ばっか撮ったり、無理矢理襲ったりとか色々だよ。」

『う、うわ…ぁ……天神君…可哀想…そんな人が中にいるなんて…』

鯖「…俺も…」

その言葉で私は鯖さんの方を見た。

顔に髪がかかっていて表情は読み取れないけれど、(元から読み取れないけど)声色は何処か寂しげで、まるで


子供のようだった




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
天神Bの説明

姿は天神と変わらない。
女好きで無理矢理したり、写真を撮ってアルバムに保管したりなどやりたい放題。
天神とは仲が悪い。
いつもは鯖とは仲がいい。

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作者名: | 作成日時:2021年11月28日 18時

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