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あなたside

『はぁ……』

毎日のように上司にこき使われる日々。

_逃げたい_

そんな感情が込み上げながら家に向かっている。



『あれ…こんな道だったっけ…』

疲れすぎたのだろうか。
道が入り組んで現在地が分からなくなる。

何より、疲れでどうにかってしまいそうだ。

『とりあえず…このまま進むしかない…よね…』

風が私の体を冷やしていく。

早く家に帰りたい…


ぼーっとする頭のせいで、私は背後に近づく人影に気づかなかった。






ゴリッ_

『ぁ……はッ………、?』

腹部に何かが刺さり、骨に冷たい感触を感じながら私の意識は飛んだ。

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作者名: | 作成日時:2021年11月28日 18時

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