僕のお話 ページ5
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まず、第一前提として僕はこの国の人間ではない。
幼い時にアリエス国という国から我々国に拾われたんだそうだ。
後から聞いた事だけど当時革命中だったその国にゾムさんが興味本位で偵察に来てたんだと。
そして町の様子を伺っていたら後ろからの爆発音とともに、
この僕…スイが背中に突っ込んできたんだと。
爆風のせいなのか全身傷だらけ、ボロクソだった僕にさすがに良心が沸いたのか、ゾムさんがグルッペンに連絡。そしたら、
「ゾムに突っ込んでくるなんて面白いじゃないか！！丁度意識もないのだろう？そいつをそのまま連れて帰って来てくれ！！」
みたいな爆弾発言をかましたんだと。まじかよ。ほぼ人攫いじゃん。
で、そっから保護された僕は困ったことに記憶がなくてですね。
名前や年齢、住んでた場所、更には感情さえも分からなくて。
分かっていたことといえば日常的に使う軽い常識くらいのものだった。
それからは本当に楽しかった。
みんなに【スイ】という名前を貰って。
みんなに【感情】という物事を感じられる素敵なものを貰って。
みんなに【仲間】という信頼のできるものを貰って。
みんなに【軍基地】という名の帰る場所を貰って。
みんなに【知識】という考えるうえで必要なものを貰って。
みんなに【武力】という他人を守るのに必要不可欠なものを貰って。
…今考えると貰ってばかりだった。
必要なものは全部もらった。
年齢だって分からなかったけれど、みんなが決めてくれたからその時16歳になった。
僕があと、ほしかったものはみんなの笑顔だった。
今も笑っているけれど、みんなの悲しみの元…戦争はなくならない。
だから僕にできることは強くなることだった。強くなって軍に貢献すること。
ただ恩返しがしたかったのもあるけど、それでも僕は強くなると決めた。
…僕のすべてはみんなのすべてだったから。
そこから約4年。
一生懸命訓練をして、幹部補佐になった。
勿論みんなは褒めてくれたし、幹部にならないのかと言うものは居た。
『でも、僕はみんなを支えて、みんなに貢献していきたいから。
それに部下の面倒を見ていける自信がないし、単独のほうが動きやすいから。』
そう伝えると納得してくれた。
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さば餅 - ライ@Mallowさん» ありがとう！大好きだなんてそんな…こっちが感謝感激雨あられですよ！！ほんまあざす！ (2022年1月6日 15時) (
レス) id: 621ed4d2bc (このIDを非表示/違反報告)
さば餅 - 夜空。さん» かわいくなんてないですよぉ！←きm ありがとうございます！じゃあ今後はそらさんって呼びますね！ (2022年1月6日 15時) (レス) id: 621ed4d2bc (このIDを非表示/違反報告)
ライ@Mallow - ヒェ…じ、自分の名前が他の方の作品に載っている…！？ｯｽー……ありがとうございます！！！！！！！(感激)続編おめでとうございますさば餅さん大好き！！！！ (2022年1月5日 9時) (レス) @page50 id: 74ae029d2d (このIDを非表示/違反報告)
夜空。(プロフ) - さば餅さん» さば餅様、かわいいです！ありがとうございます！！！分かります！！順位つくのバリバリ嬉しいです！！唐突なあだ名いいですねwそらさんって呼んで貰っても構いませんy((((((( (2022年1月5日 4時) (レス) id: b3372c1651 (このIDを非表示/違反報告)
さば餅 - 厨二病のぽん酢さん» ありがと！がんばるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ(発狂) (2022年1月4日 21時) (レス) id: 621ed4d2bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さば餅 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sabamochihome/
作成日時：2021年9月11日 2時
