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六十五話 ページ19

シシャ……?死者?……使者か!というかそもそもリザードマンってなんだ。特撮ヒーロー?
とりあえず教えてくれた人にお礼を言って別れた。
リザードマンが何か分かんないけど使者という言葉は日本の庶民出身の私には馴染みのない言葉で、少しテンションが上がる。

リザードマンについてはベニマルに聞こう。今日の体術のお稽古にはまだ少し早いけど昼食まで私は仕事が無くて暇なのでお稽古まで遊び相手になって貰うぞ。





……何処行ったのあの人。探し回ってたら多分もう稽古の時間になっちゃったんだけど何処にもいない。一応花瓶やタンスの中も探したけどいなかった。

「あっ」

まだ探していなかった村の入り口近くに赤い頭発見。よく見るとシオンさんやリグルド達もいる。後ろ姿しか見えないけど、何してるんだろう。
その奥にはでかいトカゲ……?みたいな、人?達がいる。本当に何してるんだろ。あっランガ出てきた。でもなんか怒ってる……?

なんだかよく分からないが穏やかじゃなさそうだ。
ここで間に入るのは流石にKYだな。リグルさんかハルナさんに遊んでもらおう。そう思って踵を返そうとしたその時だった。

「そこにいるのは人間か?何故こんな所に」

おうふ……。

全員の視線が私に向けられる。ジロジロ見るんじゃない。

「えっA?」

「あ、あはは……」

リムルいたんだ。シオンさんの背中しか見えなかったから抱えられてるの分からなかったよ。
バツが悪いけどおずおずと皆の方へ足を進めた。

「お前……他の者から何も聞いていないのか?」

「えっ?」

ベニマルが言うにはリザードマン達の相手は自分達がやるから弱っちい私を引っ込ませてろと何人かに伝えてたらしい。私がうろちょろしてたから会えなくて言えなかったのね……ごめんね……。
ということはあの人達がリザードマンか。想像してたのと全然違うわ。

「いやー、私はリザードマンが来たとしか」

あははと笑って誤魔化してみたもののベニマルやリムルは呆れたようにため息を吐いた。仕方ないですやんか。

「その人間は捕虜ですかな?」

「は?」

リザードマンの一人がランガにそう尋ねた。
待って捕虜って私のこと!?

ぽかんとしている私達を他所に別のトカゲが偉そうに続けた。

「しかし人間など役に立つのでしょうか?少々悪知恵が働く脆弱な生き物ではございませんか」

は?何コイツ等うざ。
初対面でなんだこの失言オンパレードは。思わず指をゴキゴキ鳴らして腕まくりした。

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sabamisoumai052(プロフ) - Tena_unknownさん» な、なんと!そう言っていただけてとっても嬉しいです!!ありがとうございます!!(返信遅くなってすみません(土下座)) (2019年8月13日 20時) (レス) id: 6a7e160bf4 (このIDを非表示/違反報告)
Tena_unknown(プロフ) - うわあああ!!こういうギャグっぽい転スラ小説探してたので巡り会えて幸せ…活動頑張ってください、応援してます!!!! (2019年8月3日 1時) (レス) id: 42a710b782 (このIDを非表示/違反報告)
sabamisoumai052(プロフ) - かなとさん» 申し訳ありません、気付きませんでした。ご丁寧に教えてくださりありがとうございます! (2019年6月11日 20時) (レス) id: 6a7e160bf4 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年6月11日 19時) (レス) id: b946a130ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アイマスク | 作成日時:2019年6月11日 19時

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