第6話 ページ8
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『ムッくん、今日もいい分け目〜』
「も〜お〜先生をつけんさ〜い！
…ていうかいい分け目って何？」
【若者よ、青春を謳歌せよ！ 6話(1)】
「御坂〜もう、そんな俺に会えなくて寂しかったからって」
『ムッくん、飴いるー？』
「ゴーイングマイウェイ……なんか見ちゃいけないもの見たけどうん、ありがとう…」
朝の登校から時は流れ、放課後。
どこかに引っかかりそうなギリギリの髪型に、上げ気味ズボンのその先生は3組担任の椋木先生。
通称ムッくん。
そんなムッくんを見つけ、大きく手を振ると
ムッくんはいそいそと教材を持ちながら近づいてきてくれた。
あ、両手ふさがって飴受け取れないか…。
『よし、手伝いますよ！職員室ですよね！』
「！！御坂……お前という奴は……なんて、優しいのだ」
にこりと笑いかけるとキリッと顔を作るムッくん。
……なんだろう、キリッとした顔って流行ってるのかな。
凄いまたキリッとされてるんだけど。ムッくんに。
苦笑しながらよいしょ、っとムッくんが持っているプリントをかっさらい、隣に並び歩き出す。
お話をしながら職員室までたどり着いたその時、
「───っととと、見つけた！！！！！」
『わ！』
大きな声と共に、不意に横から伸びてきた力強い腕。
ちらりと見上げると
『───三橋くん？』
「Aちゃん、ちょっと手伝って！
ってことでわりぃ先生、借りてくわ」
朝登校の時に見かけたっきりの三橋くんがそういって私の腕を掴む。
どうしたの、っと声をかける暇もなくこれはポーイ！の言葉と共にプリントが宙を舞った。
『──ぷ、プリントォオオ！』
「いくぜーー！」
「み、み、三橋くぅーーーん！？！あれこれムッくん拾わなきゃいけないやーーーつーー！？！」
..................................
..............
……
作業を止め、ちらりと後ろを振り向くときらきらとお顔を輝かせる女の子が2人。
『……あの…これでいいんでしょうか……？』
「「……完璧っス！！！」」
恐る恐る声をかけると力強く頷いてくれた。
そして目の前には
──成蘭の制服を見に纏う、何故かドヤ顔の三橋くんと恥ずかしそうに視線を動かす伊藤さんが立っていた。
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麻衣(プロフ) - 更新頑張って下さい！続き気になります！ (2021年5月29日 19時) (
レス) id: d944f1cd48 (このIDを非表示/違反報告)
麻衣(プロフ) - 名前変換して読みたいです (2021年5月29日 16時) (レス) id: d944f1cd48 (このIDを非表示/違反報告)
ハイキュー大好き！！(プロフ) - 続きがとても気になります！！更新頑張ってください！！ (2021年3月6日 14時) (レス) id: 2d39102061 (このIDを非表示/違反報告)
水戸(プロフ) - エヌさん» コメントありがとうございますm(*_ _)mべりーぐっと！嬉しいです(つω`*）とても励みになりました、ありがとうございます！ (2018年12月19日 0時) (レス) id: 71526eaf36 (このIDを非表示/違反報告)
エヌ - べりーぐっとすぎます。更新頑張ってください！楽しみにしてます (2018年12月18日 20時) (レス) id: 22eb4ac618 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水戸 | 作成日時：2018年12月17日 22時
