第11話 ページ13
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『こ、こ……』
【若者よ、青春を謳歌せよ！ 第11話】
何故私は今起きたのだろう……？
あれ、 そもそも学校……
体を起こしあたりを見渡すと、明らかに廃墟です！といったボロボロの倉庫。
…倉庫？
「お姉さん、おはよ」
『ぴ』
突然背後から、声が聞こえ強ばる顔。
『きゅ、急に声かけないでくださいよ！！びっくりしたじゃないですか！？！』
「エッ！？あ、ごめんなさい…」
思わず振り返りざまに叫ぶと謝るお兄さん。
はっ！
お兄さん…挨拶してくれただけなのに叫んじゃった……！
『あ…！ごめんなさい…私こそ急に叫んで…』
「い、いえいえ、こっちこそすんません…」
『いえいえご丁寧に……』
「──いやいや何してるのキミたち？」
「『はっ！』」
どこか聞いた事ある声に慌てて振り向くと、1人がけソファーに座る男の人。
この人……
"「みーっけ」"
……私にそういった人だ。
さらによくあたりを見渡すと、お兄さんと同じような格好をした人が沢山。
『……因みに、これはどういう…？』
状況が把握出来ず、恐る恐る手を挙げて尋ねる。
なんだかみんな、怖い顔してる。
「ねーちゃん、成蘭のデカ女、知ってるよな？」
『！！』
男の人は私の反応を見て、ふっと笑う。
「知ってるってお顔だねぇ、だってねーちゃんもその場にいたらしいじゃん」
その言葉で思い出すのはあの日の事。
「お前はそいつらおびき寄せるための餌だ……あと一人のゲストもそろそろ来る。しばらくそのままで─」
『……ですか……』
「……あ？」
『───貴方も女装した男の子が好きなんですか……！！』
「…………え？」
『ッ私も最近気づいてしまって……！でも、困惑が大きくて受け止めきれないんです…！
はっ！貴方……どうやって受け止めたんですか！？』
「いや、あの、ちょ」
『先輩として教えて頂けませんか！？
……因みに私…それで微笑まれるときゅん！ってするんです…』
「いや知らねぇよてかちげーよ。」
すっごいそれはすっごい真顔で、しかも本当に興味無さそうに言われた……。
『じゃ、じゃあ……なんの為に……』
「──ッ！！離せよッ！」
『……！』
入口から声が聞こえ、頭をあげる。
そこには先日お会いした早川さんが男の人達に囲まれ捕まっていた。
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麻衣(プロフ) - 更新頑張って下さい！続き気になります！ (2021年5月29日 19時) (
レス) id: d944f1cd48 (このIDを非表示/違反報告)
麻衣(プロフ) - 名前変換して読みたいです (2021年5月29日 16時) (レス) id: d944f1cd48 (このIDを非表示/違反報告)
ハイキュー大好き！！(プロフ) - 続きがとても気になります！！更新頑張ってください！！ (2021年3月6日 14時) (レス) id: 2d39102061 (このIDを非表示/違反報告)
水戸(プロフ) - エヌさん» コメントありがとうございますm(*_ _)mべりーぐっと！嬉しいです(つω`*）とても励みになりました、ありがとうございます！ (2018年12月19日 0時) (レス) id: 71526eaf36 (このIDを非表示/違反報告)
エヌ - べりーぐっとすぎます。更新頑張ってください！楽しみにしてます (2018年12月18日 20時) (レス) id: 22eb4ac618 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水戸 | 作成日時：2018年12月17日 22時
