♪216：ホワイトデー ページ29
―貴方視線―
3月14日、ホワイトデー
僕はたくさんのクッキーの袋を持って学校へ出かけた
相麻「うわっ、オマエなんだその袋」
貴方「ホワイトデーのおかえしだよ。チョコもらったし」
相麻「そんだけの袋見ると改めてお前がもらったチョコの多さがわかるわ・・・」
貴方「いや、これでも少ない方なんだよ。あるチョコなんか差出人不明だったしね」
相麻「それでもだいぶ量があるだろ・・・」
その日、休み時間と昼休みを使って僕はほぼ全てのクッキーを配り終わった。
後は軽音部の皆だけだ、でもふと思った
貴方「(皆にはあれだけ心がこもったチョコをもらったのに、僕はこのクッキーだけでいいのかな?)」
やはりもっと何か工夫すべきではないか?という考えが浮かぶ
貴方「(でも今学校だし、調理室借りるにしたって無理だろうし・・・う〜ん・・・)」
?「よっ、A君♪」
貴方「うわぁ!!律先輩」
律「どうしたの?この世の終わりみたいな顔しちゃって」
貴方「ちょっと悩み事してまして・・・」
律「何?」
貴方「実はかくかくしかじか・・・」
律「なるほどねぇ、でもA君らしい考え方だなｂ」
貴方「?」
律「ほら、A君優しいじゃん。いつも皆に受けた恩は全力で返そうとする、そういう事で悩むのってA君だけだと思うんだよな〜」
貴方「そうですかね?って律先輩も考えるの手伝ってくださいよ」
律「別に何にもしなくていいんじゃない?」
貴方「でもそれじゃあ」
律「だから、別に私達はホワイトデーのお礼が欲しくてチョコあげたわけじゃないもん、ただあげたいからあげただけ。そこに深い意味はないよ(澪以外わね)」
貴方「そう・・・ですか(じゃあ澪先輩のチョコってやっぱりただの義理チョコだったのか↓↓)」
律「ほら、早く部室行きなって、皆待ってるよ」
貴方「ちょ、律先輩!」
―部室
律「とゆーわけでA君からのホワイトデーのお返しだってさ♪」
唯「本当!?」
紬「わぁ、クッキーだわ」
梓「おいしいです♪」
澪「うれしいな♪」
貴方「喜んでもらえてよかったです」
唯「喜ぶに決まってるよ〜、Aちゃんのプレゼントだもん」←抱きつく
紬「私も♪」←抱きつく
貴方「ちょ、そんな一気に抱きつかれたら」
ドテーンッ!!←転ぶ
律「はははっ、ほら唯にムギ放してあげなよ」
澪「そうだぞ、A君困ってるぞ」
ラッキーアイテム
革ベルト
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森羅(プロフ) - コメントありがとうございます。そんなに面白いですか♪喜んでいただけてよかったです。以後、更なる精進を目指して頑張ります↑↑ (2012年8月14日 2時) (
レス) id: 991dcc8b0a (このIDを非表示/違反報告)
森羅(プロフ) - ありがとうございますorzほ、惚れた?!そこまで言ってもらえると作者としても感銘です!! (2012年8月9日 13時) (レス) id: e8a1bbb505 (このIDを非表示/違反報告)
森羅(プロフ) - はい!!頑張ります!!これからも宜しくお願いしますorz (2012年7月30日 16時) (レス) id: e8a1bbb505 (このIDを非表示/違反報告)
イグニール(プロフ) - 評価入れました。すごく、面白くて恋に興味のない俺でも楽しめていいです。続き頑張ってください (2012年7月28日 22時) (レス) id: 2eb8333091 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sabaku950 | 作成日時：2012年6月24日 4時
