♪212：バレンタイン当日 ページ25
―貴方視線―
2月14日、朝
下駄箱で上履きを取り出すと、上履きの上にハート型の箱が置いてあった。
それをバッグに入れて、教室に行くと今度は机の中に四角い箱が・・・
休み時間、女子生徒に呼び出されてチョコを渡された、そこでようやく今日がバレンタインという事に気づいた。
相麻「はっ?オマエ今まで気付いてなかったの?」
貴方「うん、すっかり忘れてた」
相麻「バカだな〜、男子なら絶対気になる日だろ」
相麻はそう言いながら食堂で買ったパンをかじる。
今は昼休み、相麻に屋上に誘われて昼飯を食べていた。
相麻「・・・でオマエは何個もらったんだ?」
貴方「え〜っと・・・教室に置いてきたから正確な数わからにけど、確か15個ぐらい・・・」
相麻「それ軽音部のメンバーの分も入れてか?」
貴方「いや、今日は何にももらってないし・・・」
相麻「いいよな〜、モテる奴は・・・オレなんか0個だぜ」
貴方「マジかよ、じゃあオレが作ってやろうかｗｗ」
相麻「男にもらってうれしいわけねーだろ!!」
貴方「だよなｗｗ」
僕は空を見上げながら思った・・・
貴方「(バレンタインか・・・そういえば、最近は忙しくて忘れてたな・・・)」
キーンッ、コーンッ、カーンッ、コーンッ
相麻「お、時間だ。A戻るぞ」
貴方「ああ」
――放課後
澪「なぁ、そろそろA君来ると思うけど、皆はどんなチョコ持ってきた?」
紬「私は家で作ってきた奴、といっても溶かして形を作っただけだけどｗｗ」
唯「私は憂に手伝ってもらってんだぁ」
梓「私のは猫の形をした奴を・・・」
澪「律は?」
律「ん〜?私のはコレ」
澪「なんだこれ市販のチョコじゃないか」
律「ただのチョコじゃないんだよな〜、実は惚れ薬を入れてきたんだｗｗ」
皆「惚れ薬!?」
律「そう、これでA君は私の物ｗｗ」
澪「おい、律!!」
律「冗談だって、惚れ薬なんてあるわけないだろｗｗ」
紬「でも惚れ薬って本当にあるのかしらね?」
唯「あったらAちゃんに飲ませて澪ちゃんとカップル成立だね」
梓「そんな風に彼氏作るのもどうかと思いますけど・・・」
澪「私はそんなのナシでA君と付き合いたいな」
貴方「ふわぁ、皆さん、こんにちは」←欠伸しながら入ってくる
律「よっ、A君」
ラッキーアイテム
革ベルト
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森羅(プロフ) - コメントありがとうございます。そんなに面白いですか♪喜んでいただけてよかったです。以後、更なる精進を目指して頑張ります↑↑ (2012年8月14日 2時) (
レス) id: 991dcc8b0a (このIDを非表示/違反報告)
森羅(プロフ) - ありがとうございますorzほ、惚れた?!そこまで言ってもらえると作者としても感銘です!! (2012年8月9日 13時) (レス) id: e8a1bbb505 (このIDを非表示/違反報告)
森羅(プロフ) - はい!!頑張ります!!これからも宜しくお願いしますorz (2012年7月30日 16時) (レス) id: e8a1bbb505 (このIDを非表示/違反報告)
イグニール(プロフ) - 評価入れました。すごく、面白くて恋に興味のない俺でも楽しめていいです。続き頑張ってください (2012年7月28日 22時) (レス) id: 2eb8333091 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sabaku950 | 作成日時：2012年6月24日 4時
