【HQ】I need you.２【白鳥沢】【愛され】

最後 ページ21

九条side

烏野最初の対戦相手は…


音駒。


安定した守備力と

動きを読ませてくれないセッター。


鳥養「＿＿＿＿＿＿。以上。」



全員「「「「「「「「はい！！！！」」」」」」」



澤村「よし、じゃあマネから何かないか？」


え。

そうだな。


『最初の対戦相手は音駒。安定した守備力とチームワークが特徴です。

打っても打っても拾われるのでレシーブを丁寧に。

どうしても決まらないとレシーブが乱れるので雑にならないように。

セッターは読ませてくれないのでリードブロックの方が効果的かもしれません。

後、視線のフェイントを入れてくるのでブロック振られないように。

以上。』

月島「ゲ。」

山口「大丈夫ツッキー！？」

月島「うるさい山口。」

山口「ごめんツッキー！！！」

東峰「うわあ…。」

西谷「旭さん！！背中は俺が守りますよ！！」

かっこいいな。

頼もしい。

日向「おおおお！！かっけー！！」

田中「のやっさん！！男前だな！！」

菅原「よし！じゃあ行くか！大地！」

澤村「烏野！ファイッ！！」

全員「「「「「「「「しゃあーー！！！！」」」」」」」」

雰囲気は問題なしかな。

＿＿＿









＿＿









＿


結果は惜しくも１対２で音駒が勝利。

三セット目は三十点台まで行ったからもうみんなへとへとだよね。

『スポドリでーす。』

澤村「さんきゅ。」

『大地くん、バックアタック凄かったよ。決まってたし。』

澤村「そうか？そう言ってもらえると嬉しいな！」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


皆に良かったプレーを伝えて

また試合。

ご飯を食べて

また何試合かした。

そして今日の練習は終わり。

明日は十時に出発なのでもう最後だ。


『長いようで短かったな。』


そんな呟きは夕暮れの赤い空に消えてった。

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