Phantom rad 4

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cafe『King』＿＿＿


海人「那須くんにそっくりな子？」

那須「小さい子に意地悪してたらしいんです」

金指「この前も僕の姿をした人がお店の物めちゃくちゃにしたらしくって」

海人「其々2人の所為になってるの？」

那須「これじゃ俺たちが悪い人だと思われる」

金指「それだけは避けないと。警察官と怪盗の子として影響が及ぶし‥」


那須は警察官、金指は怪盗の子ということから今回の一件は親への影響はかなり大きい


大昇「そ、それに“もう1人の自分に会うとその身に不幸が訪れる”って！」

海人「ドッペルゲンガーね、廉」

廉「那須が会ったんやな？その子に」

那須「は、はい」

廉「其のとき、怖い感じがしたんか？」

那須「いえ‥どちらかと言うと変な感じでした」

浮所「“変な感じ”？」

藤井「まさか俺たちに何か関係があるとか‥」


その言葉に顔を見合わせるPhantom radの6人


廉「その可能性は高いな。Secret cardで出来る占いがあるから、其れしよか」

龍我「占いなんて出来るんですか！？」

廉「まあな。教えといたる」


Secret cardの山札を用意

まず左手でよく混ぜる
よく混ぜたら山札に戻して左手で3つに分ける
左手で戻す


藤井「順番通りですか？」

廉「いや、好きな順番でええで」


その山札から好きなSecret cardを順に並べる

上に1枚
次を手元
次に左下

手元を繰り返す

合計9枚を上から1枚、2枚、3枚、2枚、1枚に並べる
そして余った山札のSecret cardは右下に


廉「並べれたら目を瞑って、暗唱するから続けて」

藤井「はい」


ソッと目を瞑った


廉「Secret cardよ、我が問いかけに答えよ」

藤井「“Secret cardよ、我が問いかけに答えよ”」


藤井が唱えるとSecret cardは仄かな光を放ち始めた


廉「我が前に立ちはだかる者の真の姿を示せ」

藤井「“我が前に立ちはだかる者の真の姿を示せ”」


不思議な風がSecret cardを包み込んだ後、放っていた光が収まった


廉「1番上のSecret cardを捲って」


藤井は言われた通り1番上のSecret cardを捲った

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