22-2 ページ35
越百学園 高等部2年生教室___
浮所「あ!紫耀さん達だ!!」
那須「いらっしゃいませ!」
那須と浮所の2人は制服ではない服を着ている
金指「2人とも浴衣着てるんだね」
海人「風流だね!人間界のこと勉強したときに習った気がする」
廉「確か、夏になったら着るんやったっけ?」
紫耀「夏祭りとかだったね」
那須は青色の浴衣、浮所は橙色の浴衣を着ている
浮所「そうなんです!俺たちの組は“駄菓子屋さん”なんで浴衣を着ることになったんです!!」
那須「和風を意識したんです。どうぞ」
那須が暖簾を上げた
教室の中はベンチ式になっている
那須「ラムネとか冷やし飴とかがあります」
紫耀「じゃあ、それぞれ人数分もらえる?」
浮所「分かりました!直ぐ用意しますね」
浮所は那須を連れて言われたラムネと冷やし飴を用意した
廉「___ん、結構美味しいんやね。冷やし飴ってやつ」
海人「本当だ!美味しい!!」
紫耀「ラムネのシュワシュワ感とか、この季節にはぴったりだね」
ラムネと冷やし飴に絶賛する3人
金指「もしかして、初めて食べるんですか?」
紫耀「そうだね。人間界の食べ物はあまり冒険しないからね」
廉「cafeの仕事とか色々とあるからなぁ」
海人「こういうのってお客さんのウケがよかったりするのかなぁ」
浮所「確かに季節に因んだものがあるとついつい頼んじゃうかも」
那須「“限定”とか“特別”とかを目的に来る人は多いと思いますよ」
紫耀「こんなに面白いものがあるならcafeでも取り入れてみようか」
廉「そうやな。偶には冒険せんと」
海人「じゃあ、夏直前限定メニューだ!」
完食をした4人
浮所「藤井くんの劇が始まる頃には休みが取れると思うから」
那須「劇をやる体育館で待ち合わせかな。それまではずっとここにいなきゃだし」
金指「わかった。じゃあ、体育館で」
那須と浮所の教室を離れて次は高等部1年生の教室へと4人は向かった
30人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:砂漠のクロネコ | 作成日時:2022年5月22日 15時