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次の日、夜＿＿＿
「はーい！2人1組になって洞窟の奥にある机の上に灯りを置いて帰ってくること」
先生の説明に生徒は返事した
大昇「作ちゃんの話と同じ」
龍我「よくある話だよね」
2人1組ということで大昇と龍我が組むことになった
「洞窟の中は1本道だから迷う心配はありません。蝋燭を置いたら真っ直ぐここに帰ってくること。それでは始めます！」
先生の合図で1組、また1組進んだ
大昇「ど、どうしよう‥もうすぐ‥」
作間「怖いのかな？」
作間の言葉に大昇の顔色が青くなる
安嶋「顔が真っ青だけど」
大昇「だ、大丈夫だよ」
安嶋「大丈夫そうには見えないけど‥」
いよいよ大昇たちの番になった
龍我「大丈夫だよ、折り返してくる子たちとかいる訳だし誰もいないってことはないから」
大昇「そ、そうだけどぉ‥」
先生から蝋燭をもらって洞窟へと歩いた
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岩場洞窟内＿＿＿
大昇「うぅ‥」
龍我「大丈夫だよ」
龍我にしがみつく大昇
「ばぁ！！」
大昇「うわぁぉあ！？」
大昇と龍我の前に大きな何かが現れた
龍我「脅かし役の先生だよ」
大昇「え‥？」
被っている大きな布を取ると、そこには脅かし役の先生が現れた
大昇「せ、先生ぇ」
「岩��は脅かしがいがあるよ」
大昇「寿命が縮まりますよ‥」
「祠までまだあるから気をつけるんだぞ」
大昇・龍我「「はーい！」」
脅かし役の先生と別れた2人
龍我「ねぇ、大昇」
大昇「な、何‥？」
龍我「随分、歩いたけど何で最初の先生だけで脅かし役の先生がいないのかな？」
先程の1人以外、脅かし役の先生に会っていない2人
龍我「それに何で誰ともすれ違わないんだろう」
大昇「あ‥」
龍我「ここの洞窟は1本道の筈。蝋燭を置いた誰かと必ずすれ違う筈なのに」
大昇「ま、まさか作ちゃんの＿＿＿」
「うわぁぁぁ！？」
大昇が言いかけたときだった
洞窟の奥から声が聞こえた
大昇「い、今のって＿＿＿」
龍我「行ってみよう！」
声のする方に向かった2人
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作者名：砂漠のクロネコ | 作成日時：2022年5月22日 15時
