人造人間に祝福をⅠ【ヒロアカ】 (ページ4)

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感情2 ページ4

周りを見渡すと【設計図】だの、【肌の色種類集】だの

【知識分析学書】だのが床一面に広がっている。

もっと近くで見たいと思い、体を動かそうとすると

背中にいくつかの【導線】が刺さっていて、前に進めない。

しばらくすると、｢彼｣が機嫌を悪そうにしながら戻ってきた。

そして私の方を見るなり、何やら【スイッチ】をﾎﾟﾁﾎﾟﾁと器用に押して

私に近寄ってきた。

それと同時に私の入っていた【硝子菅】の中の液体が一気に抜け

勢いよく地面に尻餅をついた。

なんだか息苦しい、、。

私の体には今まで感じなかった【空気】と言うものと

【重力】と言うものが一気にかかってきたのだ。

｢彼｣はすぐさま私に駆け寄り

｢大丈夫かい。少し荒く下ろしてしまったことを許してくれ。

私は今から急の連絡に答えに行かなくてはならない。

心配ない、2、3日で戻ってくる。

そうしたら君がこの世界に生まれてきた理由を話すから…待っていてくれ。｣

と言って、私に【衣服】と【食物】を渡してそそくさと出掛けてしまった。