検索窓
今日:19 hit、昨日:9 hit、合計:40,086 hit

35 ページ35

-如月side-

雫「A、ついに出たよ。」

如「何が?」

朝事務所に呼ばれて行くとしーちゃんにいきなり言われた。

雫「これよ。とりあえず確認だけど、事実?」

如「!?」

それは淳弥くんと一緒に駅まで歩いている時の写真だ。恋愛関係という記事になっている。週刊誌は明日にでも載せるつもりで送ってきたらしい。

如「ご迷惑おかけしてすみません。事実では無
いです。取材が終わって2人で駅まで歩いていただけです。恋愛関係ではないです。」

雫「分かった。ちょっと社長と話してくる。」

如「すみません…」

はぁ……気をつけていたつもりだったんだけどなあ。迷惑かけちゃったし、それに今放送中のアニメにも影響でちゃうよ…。
とりあえず淳弥くんに連絡してみる。

如『おはよう。週刊誌の話ってもう届いた?』

LINEするとすぐに既読がつき返事が返ってきた。

榎『おはよう。たった今聞いた。今事務所で上が話してる。』

如『そっか。ごめんね。周りは見てたつもりだったんだけど…』

榎『いや、俺もだし。とりあえずこれからの対応が決まり次第また連絡取り合おう。』

如『了解』

やっぱり淳弥くんのところも会議中かぁ。
それから30分ほど待つと…

雫「A。これからの対応あちらの事務所とも話し合って決めたよ。」

如「はい。」

雫「とりあえず週刊誌には事実では無いと連絡はしたんだけど、それに匹敵する新しいスクープが
無いからって言われて、」

如「うん。」

雫「新しいスクープを提供することにしたわ」

如「新しいスクープ??」

雫「A!大きい写真集出すよ!」

如「…………えぇ!?」

写真集!?しかも大きいってどういうこと!?

雫「今社長と話して決めたの。2種類出すわ!」

如「2種類!?」

雫「ノーマルとセクシー」

如「セクシー!?」

もう驚きがついていかない。

雫「もちろん文句はないよね?」

如「ないです…。」

雫「今日から撮影して、今日撮ったセクシーの方の写真を提供することにしたから。」

如「分かりました。ありがとうございます。」

驚いたし、本当は写真集ってちょっと避けてたんだけど、今回ばかりは感謝するしかない。

雫「ちなみに、アトミックモンキーさんは榎木さんの私生活を1部提供するらしいわ。」

如「そうなんだ。」

私生活の1部ってなんだろ…

雫「さぁ!もう撮影場所とスタッフとカメラマン手配してあるから行くよ!」

しーちゃんに手を取られ引きずられるように車に乗せられ向かう。

36→←34



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
46人がお気に入り
設定タグ:Kiramune , 千葉翔也 , 男性声優   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:はぴはぴ | 作成日時:2020年8月23日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。