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-如月side-
如「あ、良平くーん!」
久しぶりに事務所を歩いていると良平くんがいた。
木「お!A、久しぶりじゃん!」
如「良平くんも何か用事があったの?」
木「ちょっとスケジュールの打ち合わせしてたんだよ。Aは?」
如「久しく事務所に顔出してないなと思って来たの〜」
木「そっか。あ、そういえば聞いたよ?ちばしょーと同級生で同じ部活だったんだろ?」
如「え?そうだけどなんで知ってるの?」
木「俺の情報網舐めなよ?(笑)…なんてな!裕翔から聞いたんだよ」
如「そうなんだ!」
こうやって業界内に広まっていくんだろうなぁ(笑)
如「あっ!やば!行かなきゃ!!」
木「次なんの仕事?」
如「淳弥くんと雑誌の取材!」
木「あぁ、今2人主演のアニメやってるもんな」
如「そうなんだよ〜!良平くんは?」
木「俺はちばしょーとドラマCD」
如「そうなんだ!じゃあ翔也くんによろしくね〜」
良平くんと別れ現場に向かった。
淳弥くんとの雑誌の取材も終わり、淳弥くんと一緒に駅に向かっていた。
如「なんか今日の取材恋愛要素の質問多かったね」
榎「ね〜。まぁ、アニメが恋愛系だからだと思うけど…」
如「まぁね〜。でも、完全に私と淳弥くんのことを探ってる感じじゃなかった?」
榎「俺も思った。それでもAちゃん受け応え上手かったよ。」
如「まぁ、あーいうことなんて珍しい事じゃないからね〜。慣れるよ〜。でも、別に嘘のこと
は一切言ってないから(笑)」
榎「あ、そうなんだ。あれがAちゃんの恋愛に対しての考え方なんだ〜」
如「なんかそう言われると恥ずかしいけど…」
淳弥くんと話しながら周りも気にしていたはずなんだけど。まさか撮られてたなんて…
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作者名:はぴはぴ | 作成日時:2020年8月23日 3時