轟 焦凍:オリジン ページ32
"いいのよ…お前は＿＿＿…"
この先をいつの間にか忘れてしまった
轟「全力…？クソ親父に金でも握らされたか…？
イラつくな……！」
焦凍は緑谷に迫って行った
近距離なら緑谷は対応できないと考えたからだ
爆豪「(動きが鈍い！体に霜が降りてからだ…！)」
焦凍は動きに変化が出てきた
個性の影響で彼の体が冷えているからだ
『(……私の口から"
冷えて鈍った体は"
それでもAは今までそれを言えなかった
何故なら誰よりも理解していたから
彼が父を酷く憎んでいて、それはAが父に連れ去られる事にまた更に悪化していた事を
『(私には言えなかった
私は"炎"が使えなかったから。
使えない私では焦凍の心に寄り添えないと思ったから
それを言う事で起こってしまう事を…私は恐れた)』
ﾏｲｸ「モロだぁ＿＿＿！生々しいの入ったぁ！！」
『……。』
焦凍の腹部に緑谷からの重い一撃
緑谷も腕を壊していて見ていて痛々しい
Aは思わず顔を歪めて口元に手を添えた
麗日「Aさん？大丈夫…？」
飯田「やはり姉としては心配だろう…」
『…いや、大丈夫』
爆豪「(…顔色クソ悪ぃじゃねぇか)」
ここまで来ると焦凍もだが緑谷も心配だ
緑谷は今も激痛に耐えている
焦凍は氷の勢いも弱くなって来た
緑谷はもはや握る事も出来なくなった指を再び使う
握れないから、と
今度は口内に突っ込んで無理に弾いて爆発させた
緑谷「(彼のようになりたい
その為には1番になるくらい強くならなきゃいけない)」
彼を突き動かすのはその強い信念だけだ
轟「何でそこまで…」
緑谷「期待に応えたいんだ…！
笑って、応えられるような…カッコイイ人に…
「焦凍…」
彼の頭に優しい女性の声が木霊する
『焦凍』
それに続いてこちらへ微笑むAの姿も＿＿
轟「(A…)」
緑谷「だから全力で！やってんだ皆！
君の境遇も君
緑谷は何度も焦凍に向かって行く
足がふらついても何度だって立ち上がる
緑谷「全力も出さないで一番になって完全否定なんてフザけるなって今は思ってる！
轟さんだって…！きっとそんな事は望んでない！！」
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杏夏(プロフ) - 絵、上手すぎですね！！羨ましいです✨どうやったらこんな絵が描けるのですか？教えてほしいですね！！！！！ (4月26日 21時) (
レス) @page29 id: d5c97d49df (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 絵上手すぎません? ヒロアカ担当のアニメーターさんですか? (2022年10月8日 2時) (レス) @page35 id: 7df2c50704 (このIDを非表示/違反報告)
けい - 続き楽しみにしています！ (2022年3月22日 15時) (レス) @page43 id: 04124863a7 (このIDを非表示/違反報告)
杏 - 絵も内容も素敵すぎる！！更新待ってますれ！！！ (2022年1月10日 12時) (レス) @page42 id: ee5d294950 (このIDを非表示/違反報告)
腐腐腐 - めっさ好きです！この作品に運命(？)を感じました笑 (2021年10月10日 21時) (レス) @page39 id: c7cac8184e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘党組
| 作成日時：2021年6月12日 19時
