狼が3匹* ページ4
バシャバシャと水の跳ねる音が森に響く。体にべっとりと着いた血を洗い流しながら、着いてきた犬に時折意識を向けていた。
「また、行ってきたのか？」
「…グルッペン？」
バサッと音がしたかと思うと、近くの木に鷲の羽を生やした軍服の男性が腰掛けている。少し肌寒さを感じたのか、羽で自らの体を隠しながら俺の傍まで寄ってくる。
「今日は何人だ？」
「2人程」
「…元はただの狼のくせに」
「…俺は人の血混ざってるからなぁ。どちらかと言えば人狼や。」
「そうか？」
「俺が狼ならもうとっくにグルッペンを食べてるよね」
その発言にぶるっと肩を震わせる。
血を流し終わり、体の水滴を体を振るって弾き飛ばせば、またそれに体を震わせていた。
「おい冷たいな」
「すまんすまん、」
「ちゃんと心から謝れ。」
「ごめんな」
「俺より身長高いからって舐めてるんとちゃうぞ」
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Luma - (男主)を好きな名前に変えたいんなら登場人物設定で 男主=デフォルトの名前 にしないといけませんよ！口うるさくてすみません…… (2021年3月22日 2時) (
レス) id: b17ded2eab (このIDを非表示/違反報告)
極楽蝶＊ - 作中よく(男主)が出てきています。 (2021年3月18日 17時) (レス) id: 8608842858 (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - tapiokapanさん» OK (2019年8月22日 20時) (レス) id: eafbb607c6 (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - 初コメ失礼します！Twitter繋がりませんか？？ (2019年8月22日 20時) (レス) id: eafbb607c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tapiokapan | 作成日時：2019年7月22日 14時
