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「お、おっ…おはようどころじゃないっスよ！！！」
ヒステリックな声をあげ、身を乗り出している太一くん。私は体を起こそうとして、手に触れたものに視線を落とした。
「う、わっ…！？」
枕元に大量に散らばっていた花…に驚いたのではない。それはここのところ毎日の事なので問題ではないのだ。問題は色だった。
「何すかこれ！？大きい桜！？」
そう、桜のような色だった。綺麗な薄紅色の花は、どこからか入ってくる風に揺れていた。毎日寝ている間に花を撒き散らしているので、いつもは倉庫の鍵を閉めるようにしているのだが、人が起こしに来た今日に限って…。
「あー、これ、衣装の材料」
「嘘つかないでくださいっス！今さっき口から出したじゃないっスか！！！」
「見間違いじゃない？」
「見間違いじゃないっス…俺…俺、Aチャンに死んでほしくないっス…」
いつだったかの椋くんの話のおかげで、東さんにしろ太一くんにしろ、状況の理解は早いようだった。俯く太一くんがだんだんと捨てられた子犬に見えて来て、体を起こした私は太一くんをぎゅっと抱きしめた。
「大丈夫。死なないから。絶対死なない」
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昴(プロフ) - 久しぶりに号泣しながら読んでしまった夢小説でした。臣くんが大好きな夢女子なのですが本当に素敵な作品でした…！！！ (2018年10月23日 3時) (
レス) id: 3439a22a83 (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜れもん(プロフ) - 久しぶりに神小説に出会いました。臣くん激推しとしてはもうキュンキュンが止まりませんでした。素敵な小説をありがとうございます。 (2018年9月2日 10時) (レス) id: 4ab99102e5 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても素敵な作品でした。キャラに違和感を感じることもなく、お話もとても面白くて、読みふけってしまいました笑臣くんの作品は少ないのでとても感謝です！ミカエルのお話も楽しみです！素敵な作品をありがとうございます文字数が足りません (2017年12月2日 12時) (レス) id: da1c726ffb (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 完結おめでとうございます！いつも楽しみに見ていました！最高でした！！！次回作もとても楽しみです応援しています！花吐く蕾に出会えて良かったです！！！終わってしまったかと思うと寂しいです、 素敵な作品をありがとうございました！！！！！！ (2017年7月1日 12時) (レス) id: 6cf0ec161e (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - はじめまして！ 完結おめでとうございます！！次の作品もとっても楽しみです…！応援してます！！！！素敵な作品をありがとうございました！！ (2017年7月1日 10時) (レス) id: 408fdb951b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくの | 作者ホームページ：https://touch.pixiv.net/member.php?id=16336410
作成日時：2017年6月8日 22時
