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「臣くんも、お疲れ様でした。臣くんが器用で本当に助かった」
「いや、俺はほんのちょっとしか手伝ってないから」
「そんなことないです。小物とかだいぶ作ってもらったし」
そう言って臣くんの手元を覗くと、並々と注がれたままの赤い飲み物が揺れていた。
「赤ワインですか？それ」
聞くと臣くんは手元に目を移して、あぁ、と笑った。
「誉さんが出してきてくれたんだが、あまりお酒は得意じゃなくてな」
「へぇ、意外」
ガンガン飲んでそうなのになぁと思いながら、ジュースを一口飲んだ。
「Aは、これからどうするんだ？」
「これから、ですか？…うーん、かなり倉庫を私物化しちゃったんで、今週中には荷物まとめたいですね…」
「…そうか」
遠くを見て、臣くんは悲しそうに笑った。なんでそんなに悲しそうな顔。私のこと好きじゃないのに。離れ難くなるから、そんな顔をしないでほしい。
寮を離れればきっともう臣くんに会うことはない。できれば、臣くんに知られずに死んでいきたいな、とか、縁起でもないことを考えていた。
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昴(プロフ) - 久しぶりに号泣しながら読んでしまった夢小説でした。臣くんが大好きな夢女子なのですが本当に素敵な作品でした…！！！ (2018年10月23日 3時) (
レス) id: 3439a22a83 (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜れもん(プロフ) - 久しぶりに神小説に出会いました。臣くん激推しとしてはもうキュンキュンが止まりませんでした。素敵な小説をありがとうございます。 (2018年9月2日 10時) (レス) id: 4ab99102e5 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても素敵な作品でした。キャラに違和感を感じることもなく、お話もとても面白くて、読みふけってしまいました笑臣くんの作品は少ないのでとても感謝です！ミカエルのお話も楽しみです！素敵な作品をありがとうございます文字数が足りません (2017年12月2日 12時) (レス) id: da1c726ffb (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 完結おめでとうございます！いつも楽しみに見ていました！最高でした！！！次回作もとても楽しみです応援しています！花吐く蕾に出会えて良かったです！！！終わってしまったかと思うと寂しいです、 素敵な作品をありがとうございました！！！！！！ (2017年7月1日 12時) (レス) id: 6cf0ec161e (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - はじめまして！ 完結おめでとうございます！！次の作品もとっても楽しみです…！応援してます！！！！素敵な作品をありがとうございました！！ (2017年7月1日 10時) (レス) id: 408fdb951b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくの | 作者ホームページ：https://touch.pixiv.net/member.php?id=16336410
作成日時：2017年6月8日 22時
