わたあめのような。【ONE PIECE】

○癒しの話 ページ1

サボが任務へ出てから数日。



ほんとは今日の朝帰ってくる予定だったのだが





『まだかなあ……。』







朝を過ぎて昼になっても、そして夕食を食べ終えた今になってもまだ帰ってこない。





『無事だといいけどなあ…。』









ガチャ





『！！』




部屋の扉が開いた音がしたので勢いよく扉の方を見ると








そこには私が会いたかった大好きな人。









『サボ！おかえり！！！』


サ「あぁ。」






覇気のない声で一言そう返し、ソファに座っていた私の隣にボスッと座る。






その雰囲気や顔色からも疲れているのがわかる。




そうとうハードな任務だったに違いない。




こんな風に疲れている様子でさえカッコいいと思ってしまう私はそうとう彼に惚れているのだろう。









『お疲れ様。』


サ「……。」((ｷﾞｭｯ









ボフッ









『わっ！！』






あまりにも凄い勢いで抱きついてきたため、2人でそのままソファに倒れ込んでしまう。





サ「……。」((ｷﾞｭｩ


『……笑』


サ「……あぁー…。」


『…？』









サ「すっげえ癒される。」((ｷﾞｭｩ









☆





サ「……。」((ｽｰｽｰ






『お疲れ様、笑』((ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

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