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前回の続き


あの後授業なんて手につくはずもなく、早退した。

Aからは何度もメッセージと着信が来ていたが、全部無視。


ふて寝でもしようかと思ったが、そんな気分にもなれず、久しぶりにバイクを走らせていた。

あてもなく走っていたバイクのついた先は海。


少し冷静さを取り戻した俺は、Aが泣きそうな表情だった事、引き止めて話を聞いて欲しそうだった事を思い出し、携帯を手に取り、メッセージを読もうとした。



prrrr...


三ツ谷「…はい。」

ドラケン「あ、三ツ谷?お前今どこにいんの?」

三ツ谷「ちょっとバイク走らせてて。」

ドラケン「Aちゃんが必死でお前のこと探し回ってっけど?」

三ツ谷「あ、いや…」

ドラケン「大体話は聞いた。今回はお前が悪りぃわ。」



は?どういうこと?

何で俺が悪いって事になってんだ?
どう考えても被害者は俺だろ。

でもAがドラケンに嘘言う訳ねぇし…。



ドラケン「とりあえず、電話出てやれよ。」

三ツ谷「…うっす。」



ドラケンの電話が切れたあと、入れ違いにかかってきたAからの電話。



三ツ谷「…もしもし。」

『っ!…タカちゃん!今どこに…!』

三ツ谷「なんの用?」

『さっきのあれ、ちゃんと話を聞いて欲しくて…』

三ツ谷「男に告白されてるところに、いいよなんて返事聞いたら、それ以上何もねぇだろ。」


ちゃんと話を聞いてやりてぇのに、どうしても棘のある言い方になってしまう。



『ち、違うの!告白なんてされてなくて…』

三ツ谷「…は?」

『あの人からは相談を受けてただけで、告白とかされてないの。』



…マジかよ。
完全に俺の勘違いってことか?

確かに男からの告白を聞いた訳じゃねぇ。
ただAの返事が聞こえただけだった。



三ツ谷「でも、いいよって返事して…」

『あの人ね、タカちゃんに憧れてるらしくて、どうしてもタカちゃんとお話ししたかったんだって。でも緊張して話せないから、私に取り持って欲しいって言われて。』


電話越しに今にも泣きそうな声で、『ごめんね』と呟くA。



三ツ谷「なんでAが謝ってんの?完璧俺が悪いだろ。ごめんな、今から家行くから待ってて。」



ーーーーーーーーーー
文字数によりもう一話続きます…

.→←嫉妬



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ぱぴ子(プロフ) - Younarさん» コメントありがとうございます!だいぶ更新止めてますが、また復活させたい気持ちはあるので、ぜひ書いていきたいと思います🥹✨ (2023年3月31日 18時) (レス) id: d46b37d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
Younar(プロフ) - めっちゃ面白いです!!三ツ谷くんの嫉妬可愛かったです!更新楽しみに待ってます!! (2023年3月29日 22時) (レス) @page31 id: 0debfe5c5b (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴ子(プロフ) - furimayuさん» いつもコメントありがとうございます!嬉しい限りです😭💓更新遅くて申し訳ないですが、これからもよろしくお願いします✨ (2022年10月10日 21時) (レス) id: d46b37d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
furimayu - 今回もきゅん♡でした😍更新ありがとうございました💕 (2022年10月9日 16時) (レス) @page30 id: bf6650e562 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴ子(プロフ) - furimayuさん» コメントありがとうございます!嫉妬がちゃんと描けているか不安でしたが、読んでいただけて幸いです☺️応援ありがとうございます!沢山のお話更新できるように頑張ります✨ (2022年8月31日 19時) (レス) id: d46b37d7b9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:パピ子 | 作成日時:2022年4月21日 23時

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