嫉妬 ページ26
三ツ谷side
マイキー「おーい三ツ谷。良いこと教えてやろうか?」
ボタンを付け直していた俺の肩をガッと抱くマイキー。
三ツ谷「あっぶねぇ!…マイキーが言う良いことなんて、ろくなことじゃねぇだろ。」
マイキー「さっき裏庭にAちゃんがいたから、声かけようとしたら、男から告白されてたっぽいよ。」
三ツ谷「…は?行ってくる。」
いってらーなんて言うマイキーをよそに、俺は裏庭に向かって走った。
三ツ谷「いた…!」
マイキーに聞いた通り、知らない男と2人でいたAに声を掛けようとしたとき、Aから聞こえた『…いいよ。』と言う声。
…今なんつった?いいよ?
俺と付き合ってんじゃねぇのかよ。
三ツ谷「A。」
『え!?タカちゃん!?』
三ツ谷「そいつと付き合うのかよ。」
自分でも驚くぐらいドスの効いた声。
Aに向けてそんな声を出した事はなかったからか、ビクッと身体が強張るA。
『な、んで…』
と言いながら泣きそうになるAを見て、泣きたいのはこっちだわと思う。
三ツ谷「そうやって愛想振りまいて、男なら誰でも良いのかよ。」
思ってもない事がスラスラと出るくらい、俺はイラついていた。
三ツ谷「もういいわ。」
『待って…!』と腕を掴み引き止めるから、反射的に振り払うと、Aはよろけてこけてしまった。
三ツ谷「そいつにでも手当してもらえよ。」
正直後ろ髪引かれる思いでその場を去った。
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久々の更新がマイナス出発ですみません。
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ぱぴ子(プロフ) - Younarさん» コメントありがとうございます!だいぶ更新止めてますが、また復活させたい気持ちはあるので、ぜひ書いていきたいと思います🥹✨ (2023年3月31日 18時) (レス) id: d46b37d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
Younar(プロフ) - めっちゃ面白いです!!三ツ谷くんの嫉妬可愛かったです!更新楽しみに待ってます!! (2023年3月29日 22時) (レス) @page31 id: 0debfe5c5b (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴ子(プロフ) - furimayuさん» いつもコメントありがとうございます!嬉しい限りです😭💓更新遅くて申し訳ないですが、これからもよろしくお願いします✨ (2022年10月10日 21時) (レス) id: d46b37d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
furimayu - 今回もきゅん♡でした😍更新ありがとうございました💕 (2022年10月9日 16時) (レス) @page30 id: bf6650e562 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴ子(プロフ) - furimayuさん» コメントありがとうございます!嫉妬がちゃんと描けているか不安でしたが、読んでいただけて幸いです☺️応援ありがとうございます!沢山のお話更新できるように頑張ります✨ (2022年8月31日 19時) (レス) id: d46b37d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パピ子 | 作成日時:2022年4月21日 23時