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あれからビーチバレーに加わり試合を何回もした。ケビンに言われたこともすっかり忘れてバレーを楽しんで気づいたら太陽が海の向こうに沈みそうになっていた。
「A、ちょっといいかな」
夕日を見ながらゆっくり歩いていると後ろからケビンが来た。
"Aは渡さないから"
さっきまで全く思い出さなかった言葉が二人きりになると突然フラッシュバックしてきて顔が赤くなる。
「さっきは中途半端でごめんね。俺、実は、ずっとAのこと好きなんだ」
好き、その言葉に心臓がドクンと跳ねる。顔が熱い。
「サークルに入った時から、Aの事が気になってた。でも好きって何か分からなくて言えなかったんだけど、今日ジェイコブがAの手掴んだ時に分かったんだ。俺が守らなきゃって」
生ぬるい浜風がぶわりと吹き、ケビンの前髪を揺らしている。まさかケビンと気持ちが通じているなんて思いもしなくて一瞬一瞬が映画のように鮮明に目に映る。
「俺と付き合ってくれますか」
夕日に照らされてケビンの瞳がキラキラとしていて、吸い込まれそうになる。その目を、離さないように
「私も、ケビンのことずっと大好き。これからよろしくね」
良かった、と笑うケビンはやっぱりいつものようにニッと笑ってからへへと笑い声を漏らす。その仕草を見ているだけで心がふわふわして幸せな気持ちになった。
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「A!」
「わ!ジェイコブか、びっくりした」
「おめでとうだね。やっとくっついてくれて俺の苦労も報われてたよ」
「ありがとう、、ってジェイコブずっと知ってたの？」
「そりゃね。俺はキューピットだから」
「…………!!本当に、ありがとうコビキューピットさん……」
「奢りならいつでも受け付けてるよー」
「……はーい」
少し不服だけど、この天使には頭が上がらない。これからのサークル活動はもっと楽しく過ごせそうだと小さく笑った。
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さやん(プロフ) - 瀬名さん» ニコニコできたなら幸いです💗 これからもどうかよろしくお願いします😉 (9月6日 9時) (
レス) id: b2c4f83929 (このIDを非表示/違反報告)
瀬名(プロフ) - リクエストに応えてくださりありがとうございますT^T終始読みながらニコニコしてました、、、幸せに満たされてます❤︎これからも主様の活動応援させていただきます🐿️🩷 (9月6日 0時) (レス) @page28 id: efee05d507 (このIDを非表示/違反報告)
さやん(プロフ) - みかんさん» こちらこそリクエストしてくださりありがとうございました！！(`･∀･)ﾉ (9月1日 20時) (レス) id: b2c4f83929 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - ジュヨンくんの話書いてくださってありがとうございました！めっちゃうれしかったです🥹 (9月1日 17時) (レス) @page27 id: 1ba64abe69 (このIDを非表示/違反報告)
瀬名(プロフ) - いつもステキな作品をありがとうございます🩷どのお話もきゅんきゅんしたり感情移入せずにはいられないほど大好きです🩷お時間ありましたらキューくんのお話お願いしたいですT^T (9月1日 15時) (レス) @page24 id: efee05d507 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さやん | 作成日時：2023年7月16日 2時
