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ケビンと肩を並べて歩いていると前を歩いていたジェイコブがくるりと振り返り、私の方へ向かってきた。
「ねぇねぇ、今から皆でビーチバレーやるってさ！」
ジェイコブの指さす方を見るとサークルのメンバーが打ち上げたボールが海の方へ飛んでいくのをエリックが走って追いかけているところだった。
「Aちゃん俺と一緒のチーム組まない？」
ジェイコブはカナダにいた時バレーボールをやってたと言っていたので、一緒に組めば有利かもしれない。
「ケビンも一緒にやる？」
そう言って横を見ると、ケビンは少し不機嫌そうだった。
「ケビンもやるよね、決まったから早く行こう!!」
ジェイコブの大きな手が私の手首を掴みぐいっと引っ張った。その反動で少しよろけてしまう。
「ちょっと、ジェイコブ力強い…っわ」
掴まれた手と反対側からまた引っ張られて、ケビンの隣に引き戻された。手首じゃなくて、手をしっかりと握っていることに気づいて顔が熱くなる。
「ジェイコブにAは渡さないから」
え、え、今、渡さないって言ったの？
その言葉が信じられなくてケビンの方をちらりと見ると目が合い、またへへっと笑った。いつも見ている笑い方だけど、とってもかっこいいしいつもよりずっと頼りがいがあってドキドキが止まらなかった。
「そう？じゃケビンよろしくね〜」
ジェイコブはいつもと変わらない様子でひらひらと手を振り仲間の所に「３人追加で〜」と走っていく。今のはなんだったんだ。
「A、あのさ、俺……」
「おーーーい!!!A!ケビン!早く来いよーー!!!」
ケビンの言葉をかき消すようにエリックの声が響き渡る。
「ごめん、また後で話そう」
何事もなかったかのように振る舞うケビン。
「う、うん、全然大丈夫」
運動もしていないのに熱が顔に集中して暑かった。
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さやん(プロフ) - 瀬名さん» ニコニコできたなら幸いです💗 これからもどうかよろしくお願いします😉 (9月6日 9時) (
レス) id: b2c4f83929 (このIDを非表示/違反報告)
瀬名(プロフ) - リクエストに応えてくださりありがとうございますT^T終始読みながらニコニコしてました、、、幸せに満たされてます❤︎これからも主様の活動応援させていただきます🐿️🩷 (9月6日 0時) (レス) @page28 id: efee05d507 (このIDを非表示/違反報告)
さやん(プロフ) - みかんさん» こちらこそリクエストしてくださりありがとうございました！！(`･∀･)ﾉ (9月1日 20時) (レス) id: b2c4f83929 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - ジュヨンくんの話書いてくださってありがとうございました！めっちゃうれしかったです🥹 (9月1日 17時) (レス) @page27 id: 1ba64abe69 (このIDを非表示/違反報告)
瀬名(プロフ) - いつもステキな作品をありがとうございます🩷どのお話もきゅんきゅんしたり感情移入せずにはいられないほど大好きです🩷お時間ありましたらキューくんのお話お願いしたいですT^T (9月1日 15時) (レス) @page24 id: efee05d507 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さやん | 作成日時：2023年7月16日 2時
