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ｰジェイコブside-
｢おーい、お二人さん。いい感じになってないで早く行くよー｣
太陽が海に反射してキラキラと光る。
それに負けないくらいキラキラしてる人達が目の前で見つめあってるんだけどね。
ケビンが入りたいって言ったから付いてきた国際交流サークルのAちゃんはしっかりしてるけど感情がすぐ顔に出る。さっきもボーッとしてたかと思えば笑顔になったり、目をまん丸にしてびっくりしたりコロコロと変わる顔はケビンそっくりだ。
(だから惹かれたのかな〜)
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｢俺Aちゃんの事好き、みたい｣
2人しかいない教室でケビンは眉間に皺を寄せ困ったように呟いた。そんな顔は俺も見たことがなくてびっくりした。
それから2ヶ月くらい何の進展もなくサークル仲間としてやってきたけど。
｢ジェイコブ!!お願い!Aちゃんと話したい!!｣
「え〜…」
海に行くことが決まった日の放課後、西日が眩しくてカーテンを閉めようとした俺にケビンはまるで物乞いのように手を合わせてお願いしてきた。 好きな人の前ではあんなクールに振る舞うのに俺の前では小さな子供みたいだ。
「話したいなら自分から行けばいのに。ケビンなら出来るよ」
「それが出来ないから頼んでるの〜ほら、好きな人の前に出ると何も言えないっていうか」
ケビンは気遣いできるしノリが良くていつも笑って受け入れてくれる広い心を持ってる。だけど慣れるまでとてもシャイだから他の人から見たら優しいけどクールな人に見えるんだろうな。
「ね、お願い!!ジェイコブ天使なんだから」
「天使ねぇ…」
確かに俺は天使って呼ばれてるけど恋のキューピットではない。You are Cupid, aren't you?なんて言われてるけどなんとも言えない。でも友達のため、特に留学生としてこちらに来てからずっと一緒にいるケビンの力にはなってあげたい。
「ちゃんと思い伝えるんだよ？」
こうして俺は友達の為にキューピットになることを決めたのだった。
だけどプランは何も決まってない。
ケビンは『Aちゃんと話したい』としか言わなかったけどその先に隠れている言葉まで俺には伝わってる。
｢超ロマンチックじゃん…｣
留学先で出会った子と海で恋に落ちる…まるでドラマの世界だ。でも何か足りない気がする。その時、大学生らしき女子グループがチャラそうな男達にナンパされているのが視界に入った。
｢これだ｣
ケビンの口から好きだというのを待っていたら日が暮れるので、本能的に動かすことにした。
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さやん(プロフ) - 瀬名さん» ニコニコできたなら幸いです💗 これからもどうかよろしくお願いします😉 (9月6日 9時) (
レス) id: b2c4f83929 (このIDを非表示/違反報告)
瀬名(プロフ) - リクエストに応えてくださりありがとうございますT^T終始読みながらニコニコしてました、、、幸せに満たされてます❤︎これからも主様の活動応援させていただきます🐿️🩷 (9月6日 0時) (レス) @page28 id: efee05d507 (このIDを非表示/違反報告)
さやん(プロフ) - みかんさん» こちらこそリクエストしてくださりありがとうございました！！(`･∀･)ﾉ (9月1日 20時) (レス) id: b2c4f83929 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - ジュヨンくんの話書いてくださってありがとうございました！めっちゃうれしかったです🥹 (9月1日 17時) (レス) @page27 id: 1ba64abe69 (このIDを非表示/違反報告)
瀬名(プロフ) - いつもステキな作品をありがとうございます🩷どのお話もきゅんきゅんしたり感情移入せずにはいられないほど大好きです🩷お時間ありましたらキューくんのお話お願いしたいですT^T (9月1日 15時) (レス) @page24 id: efee05d507 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さやん | 作成日時：2023年7月16日 2時
