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プレゼン当日。練習はたくさんした。先輩と原稿も確認した。上手くできると自分に言い聞かせたけど、それでも緊張で手汗が止まらなくてハンカチで手を拭いていると先輩が不思議そうに見つめてきた。
「緊張してる？」
「はい、結構…」
「大丈夫、きっとうまくやれるよ。」
その言葉だけで、さっきまでバクバクしていた心臓が落ち着いて冷静になれた気がした。先輩が掛けてくれる言葉はいつも私を励ましてくれる。それは年上の人が言ってくれるからというよりサンヨン先輩だからだと思った。
前の発表が終わりいよいよ私達の番が回ってくる。大丈夫、そういってくれた先輩の声を繰り返しながらマイクを手に取った。
＊
「お疲れ様でした。無事終わってよかったです！」
「お疲れ様。Aさん上手く喋れてたよ」
授業が終わり騒々しくなる教室で普段通りの明るい笑顔を浮かべながら褒めてくれて気恥ずかしい気持ちになる。お世辞だとしても、サンヨン先輩がそう言ってくれたからとっても嬉しかった。今日はプレゼンのみだったから普段より早く終わって、時間はあったけど、特に話すこともないから次の授業に向かおうと荷物をまとめていた。
「あー…、Aさん。もしよかったらなんだけど、ご飯とか、食べに行かない？」
歯切れの悪い感じでおもむろに口を開いた先輩の言葉にびっくりして数秒思考が停止した。
「プレゼンお疲れ様ってのも含めて、どうかな」
「行きたいです！」
思ったより大きい声が出て自分でも驚く。先輩はよかった、とまたいつもの笑顔を浮かべる。少しだけ、少しだけ期待してもいいなら、先輩は私のことどんな風に見てくれているのか気にしてもいいかな。
春の終わり、先輩と出会った。五月病を吹き飛ばすような、爽やかな風が吹いてくる。それは感じたことのない都会の風だった。
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さやん(プロフ) - 瀬名さん» ニコニコできたなら幸いです💗 これからもどうかよろしくお願いします😉 (9月6日 9時) (
レス) id: b2c4f83929 (このIDを非表示/違反報告)
瀬名(プロフ) - リクエストに応えてくださりありがとうございますT^T終始読みながらニコニコしてました、、、幸せに満たされてます❤︎これからも主様の活動応援させていただきます🐿️🩷 (9月6日 0時) (レス) @page28 id: efee05d507 (このIDを非表示/違反報告)
さやん(プロフ) - みかんさん» こちらこそリクエストしてくださりありがとうございました！！(`･∀･)ﾉ (9月1日 20時) (レス) id: b2c4f83929 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - ジュヨンくんの話書いてくださってありがとうございました！めっちゃうれしかったです🥹 (9月1日 17時) (レス) @page27 id: 1ba64abe69 (このIDを非表示/違反報告)
瀬名(プロフ) - いつもステキな作品をありがとうございます🩷どのお話もきゅんきゅんしたり感情移入せずにはいられないほど大好きです🩷お時間ありましたらキューくんのお話お願いしたいですT^T (9月1日 15時) (レス) @page24 id: efee05d507 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さやん | 作成日時：2023年7月16日 2時
