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エレベーターの中は予想以上に混みあっていたがあれよあれよという間に人が降りていき目的地の六階に着くころには私と先輩だけだった。チャイムのなる音がして急いで教室に駆け込むとそれはど広くない教室で開いている席は入り口のすぐ横の二席しか無かった。
「ここ座る？」
肩掛けタイプのバックを下ろしながら椅子を指さす先輩の隣にお邪魔して授業に掛かる。プリントの右上をちらりと見るとイサンヨンと丁寧な筆跡で書かれていた。イサンヨン、学内に貼られているポスターで見たことある名前だった。あれは確かスピーチコンテストだった気がする。
「この課題についてペアで話し合ってみてください」
先生の言葉にぎょっとしたけれど話さない以外の手段はなく、サンヨン先輩の方を向く。
「あ、初めまして…で、いいのかな。俺はサンヨンです。四年生でちょっと興味のある授業だから取ってみた、そんな感じ。よろしくね。」
「Aです。よろしくお願いします。」
よろしくねAさん、と名前を呼ばれてすこしドキドキした。先輩と関わることがない私は何かと緊張していた。課題について何分か話し合って少し沈黙ができる。
「あ、そういえばさっきはありがとうございました。エレベーターお陰で乗れました。」
「あ〜!気にしないでよ。すごい必死に走ってくるのが見えたからね」
頬にえくぼを浮かべて笑う優しい先輩を見て、初めて都会に来た時のドキドキした気持ちと春風を思い出した気がした。
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さやん(プロフ) - 瀬名さん» ニコニコできたなら幸いです💗 これからもどうかよろしくお願いします😉 (9月6日 9時) (
レス) id: b2c4f83929 (このIDを非表示/違反報告)
瀬名(プロフ) - リクエストに応えてくださりありがとうございますT^T終始読みながらニコニコしてました、、、幸せに満たされてます❤︎これからも主様の活動応援させていただきます🐿️🩷 (9月6日 0時) (レス) @page28 id: efee05d507 (このIDを非表示/違反報告)
さやん(プロフ) - みかんさん» こちらこそリクエストしてくださりありがとうございました！！(`･∀･)ﾉ (9月1日 20時) (レス) id: b2c4f83929 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - ジュヨンくんの話書いてくださってありがとうございました！めっちゃうれしかったです🥹 (9月1日 17時) (レス) @page27 id: 1ba64abe69 (このIDを非表示/違反報告)
瀬名(プロフ) - いつもステキな作品をありがとうございます🩷どのお話もきゅんきゅんしたり感情移入せずにはいられないほど大好きです🩷お時間ありましたらキューくんのお話お願いしたいですT^T (9月1日 15時) (レス) @page24 id: efee05d507 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さやん | 作成日時：2023年7月16日 2時
