俺が歌い手を知って__ ページ22
luz「これ、まふのスマホやんな?」
「多分そうデス...」
luz「盗んだん?」
「...んなわけない。ソファのスキマに挟まってて、ロックがかかってなかったんで気になったんです。」
luz「んじゃあロックかけておらずここに忘れてったまふが悪い。」
「わぁい(?)」
luz「それにしても...歌い手知っとったん?」
「いや、知らないけど...ちょっといじったらできた...?」
luz「ふーん...じゃあさ、俺のも聞いて?」
「いいけどちょっとまって、輝くんってうたいて、なの?」
luz「うん。真冬も、彼方さんも俺も、歌い手やよ。」
「...たい。」
luz「...なんて?」
「真冬さんと、彼方さんと、輝くんの歌、聞きたい。」
luz「..うん。聞いて。」
そう言って輝くんは自分のであろうスマートフォンにつながったイヤホンを差し出した。
__________
luz「...どう?」
「すっご...」
語彙力ないとか言われそうだけど、ただこの一言に尽きる。
すごい
と。
実際すごくて、あまり声が出なかったから妥当な反応だろう。
真冬さんは、男性ながらも女の子顔負けの高音
彼方さんは、男性ならではの低い声を活かして曲に聞き手を引き込む。
輝くんは、二人とはまた違うセクシーさを感じる
すっごい...俺じゃ絶対できない
luz「そう?Aもやろうと思ったらできるんじゃない?」
「...俺声出した?」
luz「めっちゃ出てた。」
「マジか」←
luz「うん。マジで。...もうちょっと聞かせてあげたいんやけど、もう二人起きてきそうやし、今日はここまで。また今度、二人がいないとき、聞こ?」
「ん。じゃあ俺と輝くんの二人の約束な!」
luz「うん。」
「じゃあ起きてくるおふたりさんのためにも朝ごはん作りますかっと」
luz「俺もてつだう〜」
「ありがとう!じゃあ何にしよっかー...。」
二人が起きてくるまであと数分
________俺が、歌い手を知った日
そして
________俺が、歌い手になってみたいと思った日
_______________________________
ごめんluzさんの福井弁がわからんかった。
作者関西人やから関西弁と標準語しかわからんねん....
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まふらーたおる - いぇーい2019年初めてのコメントだぁー(棒) (2019年4月4日 23時) (レス) id: bf948515ff (このIDを非表示/違反報告)
風@気まぐれ - 月夜@二次元ヲタク同盟さん» 横から失礼します。誤字って、「助けろください」じゃなくて「助けてください」では?って事、ですよね…?恐らく、イライラして敬語とタメが入り混じった感じを表現するために、わざとそうされたのではないかと…。違ったらすみません。関係ないのに失礼しました (2018年9月3日 10時) (レス) id: 1549aa01d8 (このIDを非表示/違反報告)
月夜@二次元ヲタク同盟(プロフ) - 始めまして、あの…【魔法使いと化け狸】の誤字なんですが…「助けて」が「助けろ」になっていたので指摘させてもらいました、この作品とても面白いです。 (2018年7月31日 10時) (レス) id: 56b5102f12 (このIDを非表示/違反報告)
雨璃(プロフ) - 吉って大吉の次にいいらしいですね。まだ途中までしか読んでないけど面白いです!全部読んできます(*'ω') (2018年5月22日 5時) (レス) id: 2dd6cd84c5 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 爽羅兎さん» 爽羅兎様。コメ&合格おめ、ありがとうございます!更新頑張ります! (2018年2月15日 20時) (レス) id: 7f272a7e3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リュカ | 作成日時:2017年11月22日 23時