【男主】ご主人様【歌い手】

神隠しに会いました。 ページ15

率直に言います。暇です。
仕事終わったし、彼方さんも作業？で忙しいらしいし、真冬さんもどこかにお出かけしているらしいし...

ん〜...どうしようかな。ご飯は食べるちょっと前に作る派だし...え？みんなそうだよね？
今日はお鍋の予定だしね。


そうだ、お屋敷探検しようそうしよう。
前は迷ったけど、もう大丈夫...だし、多分。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

多分大丈夫とか思っていた数分前の自分を殴りたいよ...

えーどうも、Aです。またもや自分の家で迷いました←

え？ありえない？アリ〇ールなんだよなぁ(白目)









..............いやでもなんかね、ここ、おかしい。


いつもみたいに、扉がなくて、その代わりに沢山木があって、でも枯れ木で、ちょっと悲しいけど、綺麗で...



なんだろう、神秘的って言うのかな？



奥の方に神社のお社みたいなのが見える。



..............あっ、もしかして


「...これ、神隠しされた感じ？」


...うわぁ、確信した、神隠しに会っちゃった感じだわこれ
...てことは元凶ここらにいるんじゃ？？「ご名答だよ。」




ダメだダメだダメだ！！！

この前本で読んだ、神隠しされたときの対処を思い出せ！

目を合わせちゃいけない。

何か言われても、答えちゃいけない。


答えたら..............






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿一瞬で神域に、連れ去られる。

「っ！！！」
俺はひたすらお社の反対側に走った。


？？「...どこにいくの？大丈夫だよ？ここに入れば君は傷つくことはないんだよ？」

...でも、捕まって、手を抑えられて無理やり目を合わせられる。

「...っぁ」

？？「ねえ...『名前、教えてくれる？』」

「な、まえ...」

？？「そう、『君の名前、教えて？』」

ぁ...やだ、助けて、こんな奴に、したがいたくない。

「...や、だ。助けてっ！まふゆさ、かなたさっ！」


パリンって、ガラスが割れる音がして、


そら「...なにしてんの？」

？？「っ！？彼方様！？」

...俺を捕まえてきた人、人じゃないけど。彼方にひざまずいてる？

そら「...何してるのって聞いてるの。答えて。」

？？「こ、これは...」

...彼方さん、怖い...怒ってる？

そら「言い訳はいい。その子、返してくれる？」

？？「は、はい！」

...あ、彼方さんにぎゅっと抱きしめられる。

「...あったかい。」

俺はそこで意識を手放した。

＿＿＿＿
公開したと思ったらしてなかったので公開しました()

続　神隠しに会いました。→←ばーんがーいへーん　そのに

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す