My Fancy ！

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頼まれた品物と、彼女がいつも飲んでる栄養ゼリーを買い込んで

急いで彼女の元へもどる。



公園のベンチにその人の姿を見つけて少しホッと胸を撫で下ろした。









「お待たせしました！」


『………ねえ、暑いんだけど。』


「あー確かに！今日湿気が…」


『買って来てくれるならさ、私オフィスで待ってればよかったよね？』


「た、確かに…」


『こんなところに放置されて熱中症になったらどうするの？』


「………ですね。」


『ほんと、バカだよね。』









……仰る通りだ。



確かに、体調の悪い人をこんな蒸し蒸しとした屋外に放って置かなくとも

エアコンの効いたオフィスに戻してあげれよかったんだ。









あーーーまただ！！


またやらかした！！


………俺。ほんとに異動決定だな。









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「…はぁあ〜〜〜。ほんっとそうっすよね？余計なことしちゃって………マジさっせん。」


『あのさー、…その"さっせん"てなんなの？謝ってんの？謝るならさぁ、ちゃあんと謝りなよ？』


「え……あ、も、申し訳ございませんでした！」









腕と足を組んで酷くお怒りの様子の彼女。





まあ、さっきの暴言の件もあるのだから当然だ。



足がつるんじゃないかというくらい

これでもかと頭を下げた。









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