My Fancy！-Extra time- 2

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YUTA side





たくさん彼女を堪能して

甘く深い時間に満たされまくって…それから。

眠る準備を済ませて、二人でベットに寝転んで

布団を被せるついでに腕を回して引き寄せて

ちゅ、って額にキスして目を閉じてしまえば

どっと眠気が押し寄せた。





あー…最高の1日の終わり方。まじ幸せ。

はぁー……いい匂い。好き。

まじで愛してる。んふ。

明日も早起きしてAに飯作ってやっかな。

俺が作んなきゃどーせコーヒー飲んで終わりでしょ？

はぁーもーほんと手がかかるよね。

ま、全然いいんだけど。へへっ


…あ、待って。

明日ってあのパン屋は定休日だっけ？

んーじゃあ………、、z、zz、





「そういえば確認したいことってなに？」


『！、………あー。……、』





その一言に、パチリと目は開いて

ここへきた本来の目的を思い出して

あっという間に萎んでゆく眠気。

と、蘇る菊池さんのカッコいいあの笑顔。





『……は、はは、』


「なぁに？」


『や、その……今日…変わったこととか…なかったかなー…って。ほら、元気に過ごせたかの確認だよ！』


「なにそれ笑」


『だ、だってほら、最近働きづめだったっしょ？だから！！まぁ何もなさそうだし…もういいよ』


「変わったことねぇ…んー…あ、優太がいつもよりお酒臭い」


『えっ！？ごめっっ、やっぱ俺寝袋…』


慌てて起き上がると

"嘘だよ"

なんて、いつもよりあどけない笑顔で

俺のTシャツの袖を掴む彼女。





…なにもう。

くっそかわいいじゃん。





『…なんだよもぉー』


「ふふっ………あ、そういえば風磨くん、なんか変だったな。」


『は、はあぁっ！？』







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