魅惑のレディにプロポーズ

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SHO side 『』







朝起きて、シャワーを浴びて


髪をタオルで乾かしながら、水を飲む





フフッ、



昨日のことを思い出した。






"たーくさん飲んで、


たーくさん笑って、


元気出して！ ね？"





あんな風に言われたのは初めてだった。



俺、そんな切羽詰まった顔してたのかな。笑




まあ実際、そうなんだけど。



あの後も、Aさんは仕事の愚痴やら何やらと

色々と陽気に話し続け、結局ボトルを3本空けた。



どんだけ酒持って来てんの！？


と驚いたのは言うまでも無い。







俺の話は、ほとんどしなかった。



聞かれなかったから。



きっとそれはAさんなりの気遣いで。







楽しい時間、だった。






だから、半分、俺のせいでベロベロになった彼女を

タクシーに乗せて帰すのは忍びなくて、





連れて、帰って来てしまった。









Aさんをベッドに寝かせて、俺はソファに横になった。


もう明け方だったけど、数時間しか寝てないけど

久しぶりにぐっすりと眠れた気がして、気分が良い。






ー起こした方がいいのかな？



Aさん、仕事、大丈夫なのかな？



そんなことを考えていると、






ーガチャ…





そっと寝室のドアの開く音がした。







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