a little bit<4> ページ43
.
「え、と……、これはどういう……」
「小山さん。落ち着いて」
「むしろシゲちゃん!アナタなんで落ち着いてられるの?!」
「なんで、オネェ言葉なんだよ」
「だってだって、まっすーが!」
「こーま!まっしゅ、やっ!たぁ、なの!」
「…………かぁわいい〜〜!!」
みるみるうちに、けーちゃんの目がハートになる。
“こーまだよぉ〜”とか言ってるし。
デレデレじゃん。
「ね、手越。なんか心当たりないの?」
「全くだね。強いて言うなら、昨日テンションおかしかったくらいかな」
「増田さん?なんか心当たり……ぶっ!」
質問しようとしているシゲの口を
小さな手が押さえている。
なんだ、これ。可愛いしかねーんだけど。
「ちげ!や!たぁ、なの!」
「あー、わかったわかった。たぁは、なんか
心当たりない?」
「んー、んー……、ふぇ…」
「あー、もぉシゲちゃん、ダメじゃん。
こーまのとこにおいで?抱っこしてあげる」
「こーまぁ……」
たかはトコトコとけーちゃんのところまで行き
膝の上にちょこんと座った。
しばらくすると眠そうに指を咥えている。
けーちゃんは、背中をトントン叩いて
寝かしつけている。
「ねぇ、やばい!ほんっと可愛い」
「小山さん、それよりも早くこっち来て」
シゲが冷静に状況を分析する。
いつ元どおりになるかなんてわからない。
仕事の調整や面倒をみるにあたっての分担を
テキパキと決めていく。
こう言う時のシゲは本当に頼りになる。
「ん、りょーかい。じゃ、そんな感じで」
一通りのことを決めた後、
ダイニングテーブルで3人コーヒーを飲んでいたら
たかが目を覚ました。
.
a little bit<5>→←a little bit<3>
147人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りお(プロフ) - さとさん» さと様、ありがとうございます(^^)!私も、まさにそう言う思いで書かせていただきました。テゴマスちゃんでこんな痴話喧嘩(?)あったらいいなぁと思う次第です笑。このごろ、もう一つのお話を書いていたりで更新が遅いですが、これからもよろしくお願いします(^^)! (2019年9月14日 19時) (レス) id: fe4ea4d68c (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - ファン目線の小説ありがとうございます(*^^*)☆最後は海チャンにもほんわかしてとても救われました笑☆引き続き、更新を楽しみにしております♪ (2019年9月14日 16時) (レス) id: 8cad01652b (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - いつも愛読させていただいております!今回のsweet、本当にこんな会話があったのでは?と思いたいです笑☆少クラ海チャン可愛かったのですがやはりテゴマスの歌をテゴにゃんじゃないのがチョッピリ複雑だったファンは多かったハズ☆ (2019年9月14日 16時) (レス) id: 8cad01652b (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - あいさん» あい様、こんにちは(^^)。コメントありがとうございます!次回作もぼちぼち書いていますので、よかったらまた覗いてくださいね(*^_^*)。いつもありがとうございます! (2019年8月16日 12時) (レス) id: 7019b7979e (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - (*^^*)こんばんは☆りおさんトコのテゴマスが可愛くてラブラブで大好きです!いつも楽しくキャーキャー読ませてもらってます!!また次回作も楽しみにしています!りおさんも、毎日 暑いですが、ご自愛下さい! (2019年8月15日 21時) (レス) id: c5076d4d64 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りお | 作成日時:2019年7月30日 23時