I'm home＜2＞ ページ39
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「ん……、あ、れ？」
時計を見ると、日付はとっくに変わっていた。
そっか、タカを待ってて
ソファでうたた寝してたんだ……。
しん、と静まり返ったリビング。
スマホを見ても連絡は入っていない。
……俺、1人で舞い上がってたのかな。
今日(もう日付変わっちゃったけど)は
来てくれないの？
なら、いつになれば会えるの……。
タカは寂しいなんて思う暇もないくらい
役作りに専念してたかもしれないけど
俺はずっとずっと寂しかったのに。
「ますだ、さん……のばか…」
あぁ、もう。
また泣けてきちゃったじゃん。
どんだけ泣かせれば気が済むんだよ。
ばか。
ばか。
「きらい……」
「それってもしかして、俺のこと？」
後ろから声がして振り返ると
待ち焦がれていた愛しい人の姿。
「……なんだよ、来るなら連絡くら……っ」
やっと会えた嬉しさと
連絡もしてこなかった苛立ち。
涙を流して抗議する俺を、増田さんは抱き寄せる。
「……ごめんね」
「やだ。ますださんなんか、きらい…」
「ますださん、じゃないでしょ？」
「……タカなんて、きらい」
ふふっ、タカ呼びはしてくれるのに？
きらいなの？俺はめちゃくちゃ好きなのにぃ。
タカは涙で濡れた顔にたくさんのキスを落とす。
擽ったいけれど、じんわりと幸せが心に広がっていく。
「ゆうや」
「……ん？」
「ずっと、ゆうやのとこに帰りたかった」
「ほんとに？」
「ん。会いたかった。ありがと。待っててくれて」
久しぶりの温もり。
会えなかった分、たくさん感じていたい。
ぎゅっと抱きついて見上げた顔は、
俺の大好きな“増田貴久”だった。
「お帰りなさい」
「ただいま」
お互いに見つめ合って微笑むと
タカは何かを思い出したように
バックの中を漁りだした。
「これ、当たったんだけど」
「え？」
「ここ、好きでしょ？」
手にしていたのは、2枚のチケット。
今度デートする？俺が黒髪のうちに。
寂しい思い、させちゃったから。
タカはそう言って、もう一度俺の唇を塞いだ。
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りお(プロフ) - さとさん» さと様、ありがとうございます(^^)！私も、まさにそう言う思いで書かせていただきました。テゴマスちゃんでこんな痴話喧嘩（？）あったらいいなぁと思う次第です笑。このごろ、もう一つのお話を書いていたりで更新が遅いですが、これからもよろしくお願いします(^^)！ (2019年9月14日 19時) (
レス) id: fe4ea4d68c (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - ファン目線の小説ありがとうございます(*^^*)☆最後は海チャンにもほんわかしてとても救われました笑☆引き続き、更新を楽しみにしております♪ (2019年9月14日 16時) (レス) id: 8cad01652b (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - いつも愛読させていただいております！今回のsweet、本当にこんな会話があったのでは？と思いたいです笑☆少クラ海チャン可愛かったのですがやはりテゴマスの歌をテゴにゃんじゃないのがチョッピリ複雑だったファンは多かったハズ☆ (2019年9月14日 16時) (レス) id: 8cad01652b (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - あいさん» あい様、こんにちは(^^)。コメントありがとうございます！次回作もぼちぼち書いていますので、よかったらまた覗いてくださいね(*^_^*)。いつもありがとうございます！ (2019年8月16日 12時) (レス) id: 7019b7979e (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - (*^^*)こんばんは☆りおさんトコのテゴマスが可愛くてラブラブで大好きです！いつも楽しくキャーキャー読ませてもらってます！！また次回作も楽しみにしています！りおさんも、毎日 暑いですが、ご自愛下さい！ (2019年8月15日 21時) (レス) id: c5076d4d64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りお | 作成日時：2019年7月30日 23時
