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sequel 2 ページ29

手越side


一緒に暮らそうかって言われて嬉しくて

天にも昇る心地でいたら結局バスルームで増田さんの好きなようにされてしまった

あんなに、のぼせるからあがろって言ったのに

気持ち悪い……クラクラする

お水飲みたい

俺をベッドへ運んでくれた増田さんは口移しで水を飲ませてくれた

予想以上にグッタリして起き上がれない俺を心配してる

なんでこの人こんな元気なの?

あぁ、そんなことはどうでもいいや

それより……


「あのさ……さっきの本当?」

「は?」

「一緒に暮らそうかって」

「嘘だと思ってんの?」

「だってさ……1回しか言ってくれなかったし。聞き間違えたかなって」

「ふふ。いや?」

「んなわけないじゃん!」

「そ?よかった」

目尻を下げて笑う顔が近づいてきて唇が触れた

「これからは俺んとこに帰っておいで?」

言葉が出てこない

泣きそうだ

黙りこくる俺に、増田さんは戯けて

「ぐっすり眠れるよ?」

「……っ」

「目覚めもスッキリ!」

「……タカ…」

「……返事は?」

「ん……よろしくお願いします」

「はい。こちらこそ」

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作者名:りお | 作成日時:2019年2月23日 20時

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