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sequel 1 ページ28
増田side
結局、シャワーを浴びながらすることはした
ここじゃのぼせるから、と抵抗していたこいつは案の定グッタリしている
「てごしー?しっかりして」
ベッドまで運んで冷えたペットボトルを顔に充てがうと眉間に皺を寄せて唸る
「大丈夫?」
「……みず」
ペットボトルを開けて、水を口に含んで
そのまま口移しで飲ませる
「……ん」
「ごめん、無理させて」
「ほんと……。のぼせるって言ったのに」
優しく笑いながら抗議する手越の髪を撫でて
ごめんごめんと謝る
今日はどこにも行かず、家でゆっくりしよう
もうすぐツアーも始まる
そうなったら、こんな時間は作れない
「あのさ……さっきの本当?」
「は?」
「一緒に暮らそうかって」
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作者名:りお | 作成日時:2019年2月23日 20時