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手越side
手が頬に触れた瞬間、無意識に身体が震えてしまった
ほんの一瞬のことだったけど増田さんはそれに気づいて
今、俺はソファに押し倒されている
あの時と同じ表情
あの時と同じ力
あっと言う間にシャツを剥ぎ取られて
消えかけていた痕をなぞるように
もう一度印をつけられる
こわいのに
嫌なのに
触れてもらえたことをどこかで喜んでいる俺がいて
だんだん身体が熱くなっていく
頭おかしくなっちゃったのかな
わずかに残る理性で抵抗を試みるけど
「……ごめん」
増田さんは謝るだけで全然やめてくれない
そのうち抵抗する気力も失せて されるがままになっていく
何も考えられない
どうしよう
そして俺は、また意識を飛ばしてしまった
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作者名:りお | 作成日時:2019年2月23日 20時