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増田side


あっ、この餃子うまい……


手越が買ってきた餃子と唐揚げを食べながら


ウーロン茶を飲むことにする


本当はビールがよかったけど、


車で来ちゃったもんな……


「あれ?ウーロン茶なの?」


「車で来たから」


あー、そっかそっか。


え、じゃあ、泊まってけば?


明日、撮影の前にも仕事あんの?


矢継ぎ早に質問が飛んでくる


そう、明日は4人での撮影だ


「いや、撮影だけ」


じゃー、いいじゃん。泊まってってよ


俺も、撮影だけだからさ


一緒に現場行こうよ


隣に腰掛けながら、手越はビールを飲む


そうしよっかな……


ビールの誘惑に負けて


今夜は泊めてもらうことにした


話もしたいしね


酔っ払ったら、まともに話 出来ないけど


「ね、手越」


「なに?」


「いや……その、なんだ」


ん?と笑ってこっちを見る瞳


「その……よかったの?」




この数年、こいつは走り続けている


グループのために、臆病な自分を隠しながら


限界を超えそうな時も多々あるだろう


先頭に立つということは、そういうことだ


俺とまたこうなったことで


負担が増えてしまうんじゃないかって


そんな気持ちがよぎる


もちろん、俺もNEWSを守るために


頑張っている自信はあるし


それは、小山だってシゲだって同じだ


だけど……


うまく言葉に出来ずにいると


手越が口を開いた

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作者名:りお | 作成日時:2018年11月14日 20時

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